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プロセス化学―医薬品合成から製造まで

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  • サイズ A5判/ページ数 378p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784621079928
  • NDC分類 499.3
  • Cコード C3047

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内容説明

プロセス研究開発を進めていくためのこつ(TIPS)を、順を追って体系立ててまとめた書。著者の経験、実例が数多く載っており、さまざまな角度から問題を検討していかにスケールアップを成功させるか、プロセス化学の苦労・魅力をふんだんに伝えている。プロセス化学に初めて携わる初心者にとってはプロセス化学の教科書として、経験豊富な専門家にとってはアイディアを見つけられる解説書として有用である。

目次

プロセス開発に向けて
合成ルートの選択
試薬の選択
溶媒の選択
反応を行う
水の影響
イン・プロセス制御(IPC)
不純物を最少にする反応の最適化について
触媒反応の最適化
後処理
化合物の精製法:カラムクロマトグラフィー、再結晶、リスラリー
最終生成物の形態と不純物への考察
反応容器と撹拌
スケールアップ実験の準備と実行
トラブルシューティング(トラブルの解決)
キラル合成

著者等紹介

Anderson,Neal G.[ANDERSON,NEAL G.][Anderson,Neal G.]
製薬会社の合成プロセス研究開発業務に20年以上にわたり携わってきた。イリノイ大学を卒業後、ミシガン大学でメディシナルケミストリーを専攻してPh.D.を取得し、McNeil研究所で博士研究員(ポスドク)となった。その後New Jersey州のNew BrunswickにあるBMS社のプロセスR&D部門で約18年勤務し、実験室、パイロットプラント、製造施設での現場経験を数多く積んだ。カプトプリルなど四つの主要な原薬製造プロセスに対して多大に貢献し、製造開始に12回関わった。さらに多くのプロセスをパイロットプラントへ導くことに成功した。BMS社長賞をはじめ、さまざまな賞を受賞し、最終的には上席研究員(Principal Scientist)となった。1997年、原薬やファインケミカルズのプロセス開発とその実施に関する実践的なガイドラインを提供するコンサルタント会社のProcess Solution L.L.C.社を立ち上げた。実践的なプロセス研究開発の中から一部を選んでコースを開催している

上木達生[ウエキタツオ]
元・ファイザー株式会社中央研究所薬剤科学研究部化学工程研究室

酒井未緒[サカイミオ]
元・ファイザー株式会社中央研究所薬剤科学研究部化学工程研究室

沼田豊治[ヌマタトヨハル]
元・ファイザー株式会社中央研究所薬剤科学研究部化学工程研究室

村瀬徳晃[ムラセノリアキ]
元・ファイザー株式会社中央研究所薬剤科学研究部化学工程研究室(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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