出版社内容情報
政治から芸能まで、普段の生活に「違和感」のスパイスを添えて見えてきた「真実」とは?毎日新聞「日曜くらぶ」で人気の辛口コラム「松尾貴史のちょっと違和感」を約1年5カ月ぶりに書籍化。前作『人は違和感が9割』に続く第5弾。
内容説明
裏金問題、万博予算倍増、マイナンバートラブル…。「どうせそのうち忘れるだろう」に全力抗議!正しく怒るための備忘録。
目次
第1章 永田町流パフォーマンス
第2章 ニッポンの怪談
第3章 金はいずこへ
第4章 恥を知る
第5章 言葉と体と日常と
対談 古谷経衡×松尾貴史「違和感」対談
著者等紹介
松尾貴史[マツオタカシ]
1960年、兵庫県生まれ。大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。俳優、タレント、ナレーター、コラムニスト、「折り顔」作家など、幅広い分野で活躍。東京・下北沢にあるカレー店「゜般若(パンニャ)」店主。「サンデー毎日似顔絵塾」塾長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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えりまき
19
2025(23)2023年4月9日から2024年9月8日毎日新聞掲載「ちょっと違和感」。シリーズ第5弾。カテゴリは、永田町流パフォーマンス/ニッポンの怪談/金はいずこへ/恥を知る/言葉と体と日常と。好きなのは「プライドパレード 自分と違う生き方を認めよう」「校則 何のためにあるのか」「内容は? 答えたふり、ただ者ではない」。マイナンバーもインボイスもとても違和感を感じてます! 2025/01/23
小倉あずき
2
毎日新聞に掲載されているコラムをまとめたもの。こうやってまとめて読むとなんでこんなグダグダな政治家ばかりなのにこの国が存続しているのが不思議になってくる。 「利権に縁のない人が唯一意思表示できるのが選挙なんだから投票に行け、白票投じたって意味ないんだからせめて反対政党の名前を書け」って至極真っ当なこと書いてると思うのだが、反日扱いされているらしい不思議。巻末に古谷経衡さんのと対談あり2025/02/04
Andy
1
「人は違和感が9割」に続いて読んだ。 違和感の切り口と感性、そして語彙の豊富さに感心する。 政治や経済の動きも、こういう視点で見なければ、と改めて感じた。2025/02/01
古寺
0
日本では「世間様」が神に代わるものとして存在していた。しかし、共同体が崩壊していく中で、世間様もなくなりつつある。新たに存在感が強くなったのは「損得」という価値観。法律に違反しなかったら何をやってもいい、という風潮だ。 そういう風潮に「違和感」を覚えて書かれたのがこの本だ。2025/04/30
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