内容説明
熱中している時は永遠。流行を追いかけることは、時代と恋愛すること。注目のエッセイ(『サンデー毎日』連載)、書き下ろしを加えて待望の単行本化。
目次
プリミティヴ・ライフ
音楽デトックス
台風、お待ちしております?
エア「エア・ケイ」
モツとの戦い
のぼりを担いでランニング
ケータイ今昔物語
suf&turf?
郵便局にもの申す
リリコ、「凛々子」を食す〔ほか〕
著者等紹介
甘糟りり子[アマカスリリコ]
1964年生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こちゃら。
25
小説は読んだことがあったけれど、エッセイは始めて。私には面白かったです。サクサク、すら~っと読めます。 穴の開いたバケツで水を汲んでいるような行動・・には笑ってしまった 私もやってるわ。痩せたいといいつつ、食べ過ぎてる生活とかね。等身大のエッセイです。 2016/08/13
くろにゃんこ
7
最近、小説を読む機会があり、同年代の方だったのでエッセイを手にとってみました。前にはキャンギャルだったこともある方なのですね。色々なことをサラっと書いていて読みやすく、時に深く共感しつつ・・・また小説を読んでみようと思いました。2012/06/09
彩也
3
こんなこと書く人だったかな、と残念な印象。甘糟りり子はスノッブで軽薄ではあったが、下品ではなかった。それが軽薄さを拭おうとしたが拭えず、おまけに下品になってしまった。いつから、ラルフ・ローレンやジル・サンダーの値段ばかり書くようになったの?媒体に合わせて内容を変えているだけかもしれないが、「売り」と言えるものがない。時事問題を取り上げてもつまらなく、時として的外れ。流行を追えなくなるのは仕方ないが、それと同時に作り手への敬意も失ってしまったのは哀しい。2011/08/13
ももんた
3
流行のただ中にいた時のエッセイの方が勢いがあったような? ちょっとロハス気取ってみたりとか結局流行におどらされてるような・・・ 自分はそうじゃないと思っているのがちょっとイタい。文章がすごく読みやすいから、小説をどんどん書いてほしい。2010/12/22
haruaki
2
初めて甘糟さんの本を読みました。とても読みやすい文でした。サクッ毒があるのがいいです。2014/06/01
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- 和書
- ロープシン遺稿詩集