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内容説明
520人の鎮魂賦。御巣鷹の峯に散った日航機123便の犠牲者の家族が、在りし日の姿を偲びつつ綴った痛切な手記。事故は時とともに風化しても、残された者の想いを消すことは誰にもできない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
頼ちゃん
3
出版された時に購入。それから毎年時々出してきて読んでいる。今年は30年目ということでじっくり再読した。当たり前の幸せと家族への感謝をかみしめる。2015/08/15
すかいぶるー
1
図書館本。日航機123便墜落事故から35年。事故翌年に遺族の方々が思いを綴った「茜雲」を収録。言い尽くせない悲しみ、嘆き、そして怒りをひしひしと感じる。もし自分の家族が、大切な友人がと想像すると胸が痛くなる。10歳年上の亡き夫へのラブレターと事故現場の上野村に定期的に通い村民たちと交流を重ねる女性の手記がとても印象に残った。2020/08/16