出版社内容情報
司馬遼太郎が現代の日本人に何を遺したか司馬文学を敬愛してやまない著者が叙述の勘所を抜き出し解き明かす「司馬遼太郎の世界」。
内容説明
司馬遼太郎が現代の日本人に遺したものは何か―それは、魅力あふれる歴史上の人物に焦点をあて「人の世に生きる智恵」を生き生きと描きだしたことであろう。その司馬文学を敬愛してやまない著者が、叙述の勘所を抜き出し、「司馬遼太郎の世界」を解き明かした。類いまれなる作家と評論家が本書で融合し、人生と歴史の醍醐味を味わわせてくれる第一弾。
目次
序章 人の世に生きる智恵
『梟の城』
『大坂侍』『上方(ぜえろく)武士道』
『風の武士』
『戦雲の夢』
『風神の門』
『新選組血風録』
『燃えよ剣』
『竜馬がゆく』
『尻啖え孫市』
『功名が辻』
『城をとる話』
『国盗り物語』
『関ヶ原』