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内容説明
ウェストハム侯爵モーガンは、五年間の田舎暮らしに終止符を打ち、来る社交シーズンに合わせてロンドンの屋敷に戻ってきた。執事をはじめ、使用人たちはわたしの帰還を心から喜ぶだろう。そう思っていたモーガンだったが、屋敷の実情を知って愕然とした。なんと使用人たちは屋敷を開放し、見知らぬ人々を住まわせていたのだ!居候は全部で六人。その中の一人がエマ・クリフォードだ。社交界デビューを控えた娘で、美しい容貌はひどく悩ましい。エマに魅了されつつも、侯爵はすぐさま六人を追い出そうとした。だがすでに賃貸料を払っていた彼らは、出ていく気など毛頭ない様子。かくして、モーガンにとって波乱だらけの社交シーズンが幕を開けた。
著者等紹介
マイケルズ,ケイシー[マイケルズ,ケイシー][Michaels,Kasey]
ニューヨークタイムズのベストセラーリストに二十以上の執筆作品が載った実力派作家。夫とのあいだに四人の子供がいる彼女は、アメリカロマンス作家協会やロマンティックタイムズ誌の数々の賞の受賞者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aiko
3
ジョージェット.ヘイヤーの会話劇とM.C.ビートンのドタバタを足して割ったような作風でロマンスというより古き良きコメディに近いかも。 強烈な個性の登場人物たちが各々の思惑で動き回り、それらが最後の舞踏会に収束していくさまは読み応えあり。ヒロインの祖母最強。そして執事とヒロイン母のサブカップル(珍しい!)がとにかく可愛らしい。2020/08/09
くろうさぎ
1
ヒーローの侯爵が田舎に五年間こもってた間に、ロンドンの屋敷の執事が勝手に貸間にしてお金儲けをしていた。まずあり得ない設定ですねぇ・・・。なんだか、超ドタバタな話なので、しっとり?うっとり?したロマンスを求めている方には向きませんね・・・。ちょっと疲れちゃったかも・・・・。で、結局、ずるい人たちはどうなったんだろう・・・・?2013/04/11