内容説明
太平洋戦争の最後の一年間だけ活躍した高性能爆撃機「銀河」―急降下爆撃と雷撃能力を合わせ持ち、戦闘機の追撃を振りきる速力を与えられた万能機。空技廠が戦時下の苛酷な状況下に生み出した不世出の名機の全貌を綴る感動のノンフィクション。サイパンB29基地爆撃行、沖縄特攻、梓隊など銀河の航跡を描く。
目次
高性能機の誕生
第1章 マリアナから比島へ(海軍最初の銀河部隊;南方への進出 ほか)
第2章 比島から沖縄へ(二人の司令官;比島沖海戦後の銀河 ほか)
第3章 本土決戦(菊水作戦発動;銀河隊の突入 ほか)
死闘の果て(押し寄せる物量;本土上空を護る ほか)
著者等紹介
木俣滋郎[キマタジロウ]
昭和5年、浜松市に生まれる。一橋大学経済学部卒業。工学院大学付属高等学校教諭。教鞭をとる傍ら、戦史・兵器の研究に勤しむ。平成10年、退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。