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内容説明
画廊を経営しているキャスリーンは、長年の友人から、甥のベンの絵を見てほしいと頼まれた。ある出来事のせいで、女性からも世間からも心を閉ざす孤高の芸術家。そんな彼に興味を覚え、彼女はベンに会いに出かけることにする。「絵を人に見せるつもりはない」ハンサムな顔に冷たい嘲笑を浮かべて言い放つベンを説得し、彼の絵を前にしたキャスリーンは胸を躍らせた。こんな傑作を手に入れられるのなら、喜んで悪魔に魂だって売り渡す。もっと絵を見せてほしいと懇願するキャスリーンに、次の瞬間、ベンは何も言わずに唇を重ねてきた。
著者等紹介
ウッズ,シェリル[ウッズ,シェリル][Woods,Sherryl]
シルエット・スペシャル・エディションを代表する作家。オハイオ大学でジャーナリズムの学位を取ったあと、新聞社に勤め、政治からエンターテイメントにいたるさまざまな記事を担当する。このキャリアのおかげで人間への洞察力が身につき、作家活動に役立っていると言う。1982年のデビュー以来、七十作以上の作品を発表し、多くの読者を魅了し続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
8
両親を亡くした三兄弟を育ててくれた伯母の愛と信念に満ちたお節介&縁結び。画廊を経営し社交的にみえるヒロインが料理も絵を描く腕も人並み以上にあるのに家族に才能を全く評価されず、自信を失くしているのが痛々しい。特に元夫は最低。ヒーローは大切な人を亡くした経験から心を閉ざし世捨て人になってしまった画家。一見全く違うように見えるふたりが人生に欠けたものがあると気づきそれをお互いの中に見つけたけれど、過去に傷ついた経験があるふたりが心を開くのは中々に難しいのね。ヒロインが賄賂代わりに作るお菓子がとってもおいしそう♡2015/02/23
アクアマリン
1
ヒーローが、画家というので読みました。お金持ちで働かなくてもいい、趣味で絵を描いている。うらやましい。ヒロインは、画廊経営。お互いにに過去があり、重い。おせっかいおばさんの縁結び。前の旦那がひどい。終わり良ければよし。2019/02/27
ととめ
1
二人の抱えてるものが重いので、なんかこう・・・眠くなってしまうというか・・・読むのに時間がかかってしまいました。ヒロイン母が、沢山のリンゴの中には一個ぐらい腐ったものがあるってヒロインに話して聞かせるシーンは好きだったかな。元夫はホントに腐ったリンゴだったね。2016/03/28
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