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内容説明
店に現れた男性を見て、モリーは飛び上がった。グレイ・マグワイア―マスコミをにぎわす億万長者。そして、モリーの憧れの人。彼は両親の結婚記念パーティを企画してほしいという。駆け出しのウエディングプランナーに、なぜそんな大仕事を？一瞬いぶかったものの、彼も仕事もあまりに魅力的で、モリーはすぐにイエスと答えていた。やがてグレイの優しさに触れるうち、彼女の憧れは恋へと変わる。グレイが復讐のために自分を誘惑しているなんて、純な彼女にわかるはずもなかった…。
著者等紹介
クロスビー，スーザン［クロスビー，スーザン］［Ｃｒｏｓｂｙ，Ｓｕｓａｎ］
作品がベストセラーリストに度々登場する実力派作家。夫と二人の成人した息子がおり、カリフォルニアのセントラルヴァリーに住んでいる。七年半かかって大学を卒業し、数年前に英語の学士号を取った。シンクロナイズドスイミングのインストラクター、おもちゃ会社の面接官、トラック会社の管理者として働いた経験を持つ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
11
小道具の使い方が素敵。花屋の店先に置かれているしゃべる人形。ヒーローの新聞記事の切り抜き。ヒロインの誕生日の願い事を書いたキャンドル。ヒーローがこっそり持ち帰って大切にしまい込んでいたアイスキャンデーの棒。どこにでもあるような品物に込められた深い思いが伝わってくる。ヒロインの純粋な人柄を知り、復讐の小道具のような役割などさせられないと自身の復讐より彼女を守ることに心を砕くヒーローは優しく誠実で、つい彼に感情移入してしまう。どうかひどいことにはなりませんように、と。悪い人はひとりも出て来ず読後感のいいお話。2015/06/20
ちはや
0
2004.5.30 なかなか優しいヒーローでした。なんだかんだ言いながらもヒロインのこと考えてるし(^-^)
