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内容説明
殉職した夫の持ち物を整理していたアリソンは、夫の浮気の証拠を見つけてしまった。私に女性としての魅力が欠けていたからに違いない。傷ついたアリソンはすべてから逃れたくなり、飛行機に飛び乗るとニューメキシコにいる亡き夫の友人ジェイスを訪ねた。ジェイスは突然の訪問に困惑したようだったが、家に泊まるようにと言ってくれた。ジェイスの気遣いは申し分なかったけれど、アリソンは自分に言い聞かせた。勘違いしてはいけない。彼は友人として大切にしてくれているだけ。私をなんとも思っていないからこそ、暑さをしのぐため、涼しい部屋で一緒に寝ようなんて言えるのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たくあん
1
殉職した夫が不貞を働いていたことを知ったヒロイン。突然思い立ち、夫の親友で自らの古い知り合いでもあるヒーローを訪ね、数週間生活を共にする。実は初対面でヒロインに一目惚れしていたヒーロー。夫を失ったヒロインを気遣いつつも、彼女にぐいぐい迫っていきます。(なのに結婚する気持ちはないと言う、ハーレあるあるパターン)ヒロインも彼に惹かれつつはあるものの、夫のせいで男性を信じられなくなっており、気持ちにブレーキをかけてしまう…というお話。派手さはないけど、とても好きなタイプの作品でした。2025/03/25