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内容説明
アマンダは見慣れない部屋のベッドで目を覚ました。隣には緑色の瞳をした長身の男性が横たわっている。いったい、何が起こったの?すると見知らぬ男性が笑みを浮かべ、彼女のほうに身を乗りだしてきた。驚いてベッドから落ちた彼女は、その拍子にすべてを悟った。この男性と乗り合わせた馬車が横倒しになって地面に激突したとき、彼はその腕にわたしを抱き締めてくれていた。そのまま気絶した二人は、夫婦と勘違いされて運ばれたんだわ!アマンダは自分の体面を守るために男性の妻を装い、彼と共に急いで宿を立ち去ろうとするが、途方もない問題に直面した。
著者等紹介
アレン,ルイーズ[アレン,ルイーズ] [Allen,Louise]
地理と考古学の学位を持ち、夫とイングランドのベッドフォードシャーに在住。友人とフランセスカ・ショー名義での共著も多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Michelle
12
田舎に住む未亡人ヒロインと、記憶をなくした身なりの立派な紳士ヒーロー。前半、「評判が傷つくといけないのでもう会うのはよしましょう」「そうしましょう」などと、淡白に話が進むなあと思っていたら、中盤からやっとエンジンがかかってきて、ヒーローの遠縁の娘が登場すると、あっと驚く暴走をみせた。この娘がキーパーソンとなって、もっと引っ掻き回すところを読みたかったかも。2024/05/29
ひまわり
6
やっぱりこのレーベルは安心して読める。最近のやたらホットな作品よりよほどいいわ~2013/11/14
akiyuki_1717
3
ヒストリカルで未亡人物にしては、なかなかお堅い内容で、常識から外れすぎない設定は面白いんだけど、トキメキ感や、ドキドキワクワクな感じはほぼ皆無でした。ヒロインはとっても素敵な女性だけど、ヒーローが途中から人格がぼやけてしまったのが残念でした。でも概ね楽しく読めました。2015/01/29
キッチンタイマー
2
ヒストリカルといいながら道徳観が現代的な作品が多いなかで設定が出来る限り忠実だと思う。やんちゃな未亡人ヒロインなんだけど現代人に比べるとやっぱり繊細で、虫眼鏡を逆に見ている描写とか、丁寧。記憶喪失の放蕩貴族。てかなにもなくてもスケベの雰囲気はあったってことかー。ものすごくドラマチックって訳じゃないけどページが進むのね。2014/05/19
さとちゃん
2
安心して読めるけど、ときめき度は低いかも。2013/11/07