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内容説明
カサンドラはイギリスの小さな村の病院で看護師をしている。ある日、かかりつけ医ジョンの診療所を訪れた彼女は、思いがけずベヴァンと再会して呆然とした。ジョンが心臓発作で緊急入院し、ベヴァンが代診医としてやってきたのだという。彼はカサンドラにとって二度と会いたくない男性だった。かつて誤解からカサンドラに非難の言葉を投げつけたベヴァン。ところが、彼女を覚えていないのか、彼は初対面のように接している。このまま彼が私を思い出さずにいてくれたら…。カサンドラにはひそかにそう願わざるをえない理由があった。
著者等紹介
ゴードン，アビゲイル［ゴードン，アビゲイル］［Ｇｏｒｄｏｎ，Ａｂｉｇａｉｌ］
イギリスの作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
ヒロインは若気の至りで、酷い目にあい、当時ヒーローからもボロカスに言われ、子供の父親の親族にも告げずに11年もシングルマザーとしてやってきたのに、コロリとヒーローを好きになるのが不思議でならなかった。やり取りの中でヒーローが特に優しく接しているわけでもないし、強引に迫っているぐらいなのに、その度にその気になるしね…その上、ヒロインが途中途中にヒーローとの結婚を考えるのには、ティーンエイジャーではあるまいし、子供の父親の実の兄との恋愛って、もう少し慎重になるべきでだと思うんだよね。2016/05/03
くろうさぎ
0
ヒーロー弟って全く持ってとんでもない浅はかな男だったんですねぇ･･･。よく医学部に入れたもんだわ･･･。2011/09/15
みろん
0
12年前に亡恋人の子供を妊娠したシングルマザーと、その亡恋人の兄とのロマンス。若気の至りなのはわかるけど、陥った心理描写や逃げ口上も他作品と変わり映えせず、悪くはないけどこれと言って共感も出来なかったのが残念。2009/06/18
