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内容説明
アレクサは美術学校に在籍中、両親を飛行機事故で亡くしたが、親友の支えもあって、なんとか学校を卒業した。アレクサの才能を信じる親友は広い人脈を駆使してくれ、ある日、彼女は大物から注文が入ったことを聞かされる。名門一族の出身で、30代にして企業帝国を率いる男性―ギイ・ド・ロシュマンが肖像画を描いてほしいというのだ。きっと大金持ちのプレイボーイで、尊大な人に違いない。気が進まないながらもアレクサは依頼を引き受け、彼と顔を合わせた。ひと目で魅了されてしまい、情熱の夜を過ごしたあと、ごみのように捨てられるとは想像もせずに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びわ
3
ヒーローに対するヒロインのポーカーフェイスっぷりが素敵。いろんな感情を絵にぶつけてるとこもいい。ヒーローは、傲慢だわ言葉は足らなすぎだわ、なさけなさすぎだわ…おバカだわ。ヒーロー母がお膳立てしてくれなかったら、どうなってたのかしら。もう少し懇願してほしかったなあ。2013/02/28
Mari
1
★★★☆2012/03/02
MOMO
1
アレクサちゃん、いいわぁ・・・あの虚勢の張り方なんて、もう、いじらしくって・・・どんなに傷ついても、冷静に、そして平静であらんとする彼女の姿は、泣き喚き、自己憐憫に浸りまくるヒロイン達よりも、ずっと切なさが伝わってきてさぁ・・・。それに比べてギイ君ときたら・・・しょっぱなから「何だ?こいつは?!サイテー!!」としか思えないような傲慢男でさぁ・・・。でも、まぁ、終盤で彼が彼女との関係をどう思っていたか、どうするつもりでいたかという告白を読むと、見方は結構変わるかも・・・2011/12/11
ひまわり
1
小気味いい程身勝手なヒーロー。失った後で本当の価値に気がつき憔悴するもプライドが高く自分から懇願できない。あげく母に背中を押してもらう始末。今年一番の情けないヒーローだった。2011/08/26
ekdesu
0
★★★★★
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