- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
名門ロリマー家の後継者ケイドはメイン州沿岸の小島を訪れた。行方不明だった養父の孫娘がそこで暮らしているとの情報を得たのだ。しかしケイドは、その女性は孫娘になりすました詐欺師と踏んでいた。養父の莫大な財産をねらっているに違いない。一方、テスは突然現れた見知らぬ男に恐怖を覚えた。死んだと聞かされていた祖父のデルは生きていると告げられ、一緒にデルに会いに行こうなどと勝手なことを言われても…。心を見透かすような鋭いまなざし、強烈なセックスアピール。あらゆる意味で私の平穏をかき乱すけれど、そんな彼には屈しない。
著者等紹介
フィールド，サンドラ［フィールド，サンドラ］［Ｆｉｅｌｄ，Ｓａｎｄｒａ］
イギリス生まれ。人生の大半をカナダで過ごす（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
0
こんなにヒーロー、ヒロイン共に魅力のないお話も珍しいと思いました。初めから疑ってかかる二人で、二人ともそこを納得していながら、更に腹を探り合い、なぜか惹かれあい？そんな矛盾することが両立できるのか取っても不思議でした。まぁ、小説ですからといわれればそれまでですが、あれだけお金には興味がないといいながら、あっさりその生活になじんで、尚、ヒーローを誘惑して手に入れようとする傲慢さにイライラした。自立することと、粋がることは別だと思うんだけど、違うのかな？2014/04/03
こえん
0
祖父が生きていて実はとても裕福だと知らされたヒロインと、母がヒロイン祖父と結婚し養子となっているヒーロー。義理の叔父と姪という関係になるのかな？ H/H共に両親の結婚や暮らしぶりから受けた痛手が考え方に反映されていて、読んでいてしんどいカンジ。ヒーローはヒロインの言うことが信用できないなら、放って置いてもいいのに…と思ってしまった。ヒーローの思考の過程が微妙にナゾなので、ヒロインに惚れてるというのが納得しづらかったかも。2010/02/16
MOMO
0
祖父のお金なんか要らない、セックスなんかしない、結婚もしないと言い切っていたくせに、彼を誘惑してバージンを捧げたテスちゃんは、あっという間に裕福な環境と、ケイド君との生活に順応していきます・・・彼女に初志貫徹という言葉は存在しません・・・・でも、それって女性の特権？2009/03/21
