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内容説明
愛するペイジと結婚して、今日でちょうど三週間、帰宅したゲイブを迎えたのは、一通の置き手紙だった。“私をさがさないで。ほんとうにごめんなさい”その後二年半もの間、彼はひたすらペイジをさがしつづけた。ついに遠く離れた町でペイジが見つかったという報告を受け、ひそかに彼女の自宅前で、本人が姿を現すまで待った。まちがいない、髪も目も色が変わっているが、あれはペイジだ。「お願い、私のことはほうっておいて。そばに寄らないで」ゲイブの目を見て、ペイジは彼の意志の強さを思い出していた。彼は今まで欲しいと思ったものを―心に追い求めてきた―大学進学も、事業も、私のことも。でも、どんなに彼が追ってきても、私は逃げなければならない。