出版社内容情報
法律は敬遠されがちであるが、社会生活において法は不可欠といっても過言ではない。本書は、必ずしも法学を志すわけではない一般市民を対象とする。法の概念、日本の法文化の形成、法源、法の分類、法令用語、条文解釈の方法、日本の裁判制度、公法、私法、社会法の中の代表的な実定法など、法学の全般にわたる基礎知識について、条文例、応用事例を用いて解説する。日本の法学の全体像をつかみ、法学の基礎知識を習得し、さらに社会の諸問題を法的に考える、いわゆるリーガル・マインドを涵養することを目標とする。
目次
法の概念
世界の主な法体系と日本の法文化の形成
法源
法の分類
法令・条文の構造
法令用語
法の効力と適用に関する諸原理等
法令解釈の方法
裁判制度の概要
判例の基礎知識〔ほか〕
著者等紹介
李鳴[リーミン]
中国上海に生まれる。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了、博士(法学)。中国弁護士。現在、放送大学教授、博士(法学)、中国弁護士(律師)。専攻は民事法学(商法・保険法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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