内容説明
メタボリックシンドロームの予防と攻略の手段を具体例をあげて説明。
目次
はじめに メタボリックシンドロームとは?
1 脂肪細胞や血管の気持ちになってみよう(脂肪細胞のひみつ;内臓脂肪と血管の関係;時間をかけて血管が傷みだしてくる仕組み;ついにあなたのからだに異変がおこるとき)
2 脂肪細胞や血管の声に耳を傾けよう(まず、あなたがどの段階にあるのか確認してみよう;健診項目で何がわかるの?;内臓脂肪や血管の変化を記録していこう)
3 血管を傷つけない脂肪とのつきあい方(あなたのからだを作っている大事な食品を知ろう;あなたのからだに合った燃料を知ろう;あなたが何気なくとっている嗜好品の量をふり返ろう;1日にどれくらいの燃料を使っているか点検してみよう;あなたが必要としている燃料よりも多くの燃料をとり続けていた場合)
付録 健康アルバム
著者等紹介
船橋徹[フナハシトオル]
1979年に金沢大学医学部卒業後、直ちに大阪に帰り、池田市民病院で研修。国立循環器病センターで循環器疾患の研修を積んだ後、1983年より大阪大学にて、松澤佑次氏(当時大阪大学)のもとで診療と動脈硬化疾患の予防研究にたずさわる。診療・研究活動のかたわら、メタボリックシンドローム対策の普及に努めている
野口緑[ノグチミドリ]
1986年に尼崎市役所に保健師として入職。保健活動を行いながら、1990年頃からは熊谷勝子氏(当時長野県松川町保健師)の指導を受け、保健・予防活動の研鑽を積む。2000年から尼崎市役所職員の心血管疾患予防を精力的に行ったところ、死亡者や罹患者が大幅に減少。この経験を生かし、2006年からは尼崎市国民健康保険加入者をはじめとする市民の予防活動にとりくんでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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