目次
地球大気の歴史
地球大気の鉛直構造と気温の南北分布
太陽放射と熱のバランス
気圧と風
地球の回転の効果
グローバルな大気循環
雲と降水
温帯低気圧
台風と熱帯低気圧
積乱雲の起こす嵐
日本の四季の気象
ヒートアイランド
天気予報
エルニーニョと大気海洋相互作用
異常気象と気候変動
著者等紹介
田中博[タナカヒロシ]
1957年新潟県に生まれる。1980年筑波大学自然学類卒業、米国ミズリー大学研究員、アラスカ大学助教、筑波大学講師、助教授、教授を経て、放送大学客員教授・筑波大学計算科学研究センター教授・Ph.D。専攻は気象学、大気科学、地球流体力学
伊賀啓太[イガケイタ]
1966年兵庫県に生まれる。1995年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。北海道大学大学院助手、九州大学応用力学研究所助教授、東京大学海洋研究所准教授を経て、放送大学客員准教授・東京大学大気海洋研究所准教授。博士(理学)。専攻は地球流体力学、大気力学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
8
冷たい雨の成長の仕組み。過冷却水と氷が共存する時の周囲に水蒸気圧が、両飽和水蒸気圧の中間になってる状態。過冷却水に対しては未飽和(小さい)であるので、過冷却水は水蒸気へ相変化が進む。氷に対しては飽和より大きいので水蒸気から氷晶へと相変化が進む。氷晶が少数でも大きな雪へと成長する。雪の結晶の形の分類図で見るの楽しい。過剰水蒸気密度と過冷却水に対しての飽和で結晶の形が変わる。美しい。中谷ダイアグラム。(訂正と追加しました!)2020/11/28
Hisashi Tokunaga
1
「はじめて」にしては要求される知識は多い。しかしそれが大いに刺激的なのだ。天気予報士諸氏に敬意を抱くこと請け合い。2018/08/01