感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(haro-n)
74
何年かぶりに一部読み直しました。序詞は枕詞が発展した形で、序詞の類型は、枕詞にも見られることを改めて知りました。また、万葉集の時期の長歌は、民間に広く唄われていた長歌謡から派生したもの、自然や事物の描写と人事との連関が豊かなイメージとなって詠まれていると思いました。執拗な繰り返しは力強く、言霊信仰の息づいていたことを感じさせました。また、雲や山には魂や異界との繋がりがあることも今回新たに学びました。平安の歌は洗練され知的な面白さがありますが、万葉集の歌は強い気持ち・情念がストレートに伝わり印象深いです。2018/08/20
黒とかげ
0
うーむ。難しい。文系の難しさが凝縮したような感じだ。ただ、古典の楽しさの一端に触れることはできた。2022/07/12