出版社内容情報
近藤聡乃さん
高山なおみさん
小川 糸さん
猫沢エミさん
鄭 玲姫さん
ツレヅレハナコさん
冷水希三子さん
かるべけいこさん
檀 太郎さん・晴子さん
大原千鶴さん
枝元なほみさん
小池梨江さん
本書には、
12軒の台所が登場します。
そのどれもに共通するのは、
日々の暮らしが息づいていること。
トントントン、ザクザクザク……。
いつの間にか、体に染みついた動きで料理が完成し、
さっきまで、慌ただしかった気持ちが落ち着いていく。
家族や、遊びにきた友人や仲間と
調理の作業をリレーしたり、味見をお願いしたり、
最近あった出来事を報告し合いながら、
わいわいにぎやかに料理し、台所に立つ。
支えられたり、笑顔になったり。
たくさんの時間を台所で過ごし、ごはんをつくる。
その小さな幸せを積み重ねることで、
豊かな暮らしは生まれるのでしょう。
台所は、私たちの「暮らし」そのものなのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
meg
5
人んちをお宅訪問できた気になれる本、特に台所が見られる奴、大好物だー。(この本には出てこないけど、本棚も好きだ。)何が便利かって、本当に人それぞれだしライフスタイルによって違うのも分かっちゃいるが、やっぱり広くて機能的な台所っていいなーうらやま。機能的とは違うかもだけど、かるべけいこさん宅の土間にドーンと鎮座した竈は圧巻。いや、これを使いこなせるのがすごいわ…。2024/12/12
みーちゃん
3
素晴らしい。でも、私には、天然すぎるかなぁ、こんなにざるがあっても使い切れるのね。どちらかといえば、物が少ない方にあこがれることがわかった。2025/04/01
あるぱか
1
台所シリーズの1つ。天然生活ということで、天然素材や作家さんものなどこだわりの道具にあふれた素敵な台所ばかりでした。2025/01/22
yonet35
0
Kindleにて。人の家の台所を見るのは楽しい。でも、実際に行ってじっくり見ることは失礼なので、こういう本があるとついつい見てしまう。最後に載っている枝元ほなみさんの逝去のニュースをちょうど見たところだったので、感慨深い。2025/03/13
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- 和書
- 人形つかい ハヤカワ文庫