扶桑社新書<br> 「狂い」の調教―違和感を捨てない勇気が正気を保つ

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扶桑社新書
「狂い」の調教―違和感を捨てない勇気が正気を保つ

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  • サイズ 新書判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594093754
  • NDC分類 304
  • Cコード C0295

出版社内容情報

春日「しかしみんなさ、『プーチンはなぜ暗殺できないのか?』とか言ってるじゃん。そのくせ安倍は簡単に殺されちゃって、あのバランスの悪さも全然、分かんないんだけどね」
(中略)
平山「『狂ってる』よりも、やっぱり『違和感』の時代だよね」
春日「そうだね。あまりにも理屈が通りすぎてるとか、話がうまいのは、当然ヤバいんではないか。ただ、その『ヤバい』がうまく説明できない」
平山「違和感の原資、根拠になっている『本当はこっちを大事にしなくちゃいけないんじゃないか』っていう立場の人が社会的弱者になってしまう。強者になれないってことの違和感って、巨大だよね」

狂気を分析し、飼いならす!!
コロナ、ウクライナ侵攻に安倍元首相の暗殺……。2020年以降、「世の中は狂ってしまったのか?」と思わされるような事件・事象が頻発しました。
でも、疫病、戦争、暗殺などは長い人類の歴史を考えれば、「平常運転」なのかもしれません。
果たして、世の中は狂ってしまったのか、否か? そして、それらとは関係なく存在する「個人的な狂気」とどう付き合っていくべきか?
ベテラン精神科医と特殊系小説家の”鬼畜コンビ”が、分断する世の中をばっさりと斬り、それらに対する処方箋を提示します。

内容説明

狂気を分析し、飼いならす。コロナ、ウクライナ侵攻、安倍元首相暗殺…世の中は狂ってしまったのか?それとも人類の平常運転なのか?ベテラン精神科医と特殊系小説家の“鬼畜コンビ”が、分断する世の中をばっさり斬る!!

目次

第1章 言語化できない違和感の時代(世界は陰謀に満ちている;陰謀論がはびこる裏にコロナあり?;マスク、咳、ワクチン、withコロナの風景 ほか)
第2章 個人の「狂い」はどこから来るのか?(「何が大事か」の優先順位が狂う;幸せのコップから、わずかばかりのおすそわけ;マンションのバイト管理人は見た ほか)
第3章 狂気に立ち向かうための処方箋(アクセルベタ踏み状態がしんどい;やる気が起きる必須条件、教えます;仕事が劇的に進んだ魔法の言葉 ほか)

著者等紹介

春日武彦[カスガタケヒコ]
1951(昭和26)年、京都府生まれ。医学博士。日本医科大学卒。産婦人科医を経て、精神科医に転進。都立松沢病院精神科部長、都立墨東病院神経科部長などを経て、現在も臨床に携わる

平山夢明[ヒラヤマユメアキ]
1961(昭和36)年、神奈川県川崎市生まれ。法政大学中退。デルモンテ平山名義でZ級ホラー映画のビデオ評論を手がけた後、1993年より本格的に執筆活動を開始。実話怪談のシリーズおよび、短編小説も多数発表。短編『独占するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)により、2006年日本推理作家協会賞を受賞。2010年『ダイナー』(ポプラ文庫)で日本冒険小説協会大賞、大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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starbro

191
平山 夢明は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。シリーズ第三弾、内容は相変わらずですが、本書をメンタルヘルス講座のテキストにしてはいけません。頭のおかしい人が増殖してしまいます(笑) https://www.fusosha.co.jp/books/detail/97845940937542023/04/11

HANA

76
対談三冊目。平山氏の小説は心が弱ってる時に読むと格段に効くのでご無沙汰しているが、エッセイや対談は格別。おじさん二人が喋ってるだけなのに何故これほど面白いのだろう。序盤マスコミ的な物の見方に違和感を感じるものの、すぐに話題の面白さに消えていく。今回は直接の体験に良いのが多いなあ。特にDNA占いとか大爆笑でした。占いの手法といいそれによるメッセージといい。春日先生の方も精神鑑定の実際とか電気治療の誕生とか興味深いものばかり。最後の扶桑社社員カウンセリングもちょっと我が身に引き比べるものが多かったですし。2023/04/02

空猫

40
「狂い」の構造シリーズ第3弾。あらゆる「狂気」と戦うための教本。言語化できない違和感だらけの現代で生き抜くには「直感」が大切。とにかく「考えろ目の前のできる事をしろ」。最終章にお悩み相談があっていつもよりコスパ良し!?。コロナ、米国連邦議会襲撃、露のウクライナ侵攻、安倍元首相暗殺、、とタイムリーな話題でいつもより楽しめた。平山氏の例え、独特の言葉、表現がここでも発揮されて嬉しい。何より『ヤギより上…』に元ネタがあった事に驚いた。正に「事実は小説より奇なり」実際は毛を剃ったあの動物(ヒント『モルグ街の…』)2023/03/06

GAKU

36
シリーズ第3弾。今回はまぁまぁでした。2023/04/14

さくりや

35
第3弾なのは知っていたが初めて読んだこのシリーズ。面白かった!一見狂っていそうな平山夢明先生が、狂った言葉遣いでめちゃめちゃまともなことを言っているのが好き。序盤の「百合子キット」でもう笑わせてもらった。この2人の語り口で改めて言語化されると、夢も希望もない社会なんだね、現代って……2023/03/02

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