扶桑社新書<br> 最期の日本史

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扶桑社新書
最期の日本史

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594092733
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0295

出版社内容情報

知られざる「死」の歴史を紐解く!
首切り、切腹、怨霊…なぜ日本には独特の「死に方」が生まれたのか?

●憎き敵に、生首を踏ませて辱めた源義家
●処刑された首はどこへ行く?
●刀を呑み込む今井四郎、集団自殺の加茂一族……壮絶な武士の死に方
●なぜ、ペストは日本にやってこなかったのか?
●庶民の遺体があっても、悲しまない? 『明月記』に見る貴族の感覚
●政治闘争に敗れて左遷され、怨霊となった菅原道真
●悲惨な死に方をした天皇たちの名前にまつわる不思議
●日本でも万能薬として売られていたミイラ
●当時と現代における、大きな「死」への価値観の違い

内容説明

知られざる「死」の歴史を紐解く!首切り、切腹、怨霊…なぜ日本には独特の「死に方」が生まれたのか?

目次

第1章 首・頸・クビ
第2章 切腹
第3章 不浄と病魔
第4章 怨霊
第5章 葬送
第6章 臨終

著者等紹介

本郷和人[ホンゴウカズト]
1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。専門は、日本中世政治史、古文書学。『大日本史料 第5編』の編纂を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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tamami

60
最近有卦に入っている!本郷先生の、ご存知日本史トリビア本。今回の章立てを見ると、首、切腹、病魔、怨霊とただならぬ言葉が並び、葬送、臨終で最後が締められている。その方面の「そうだったのか」という出来事が本郷先生の手で分かり易くまとめられている。さすがに教科書にも登場するほどの有名なネタもあるけれども、常識の上を行く切腹の事例など、初めて知る事柄も少なくなかった。近年の、江戸時代に「鎖国」は無かったという説に対して、感染症のペストの発生が無かったことを元に反論されている先生の説なども載っていて、面白く読む。2023/02/09

kawa

37
日本人の死生観の変遷を考えるうえで参考になる良書。今から見ると信じられない戦前までの命の軽さと、戦後の「一人の生命は全地球よりも重い」のこだわりとの落差がどこにあるか日頃から疑問だったところを、50%位は本書によりはれたかな。詳細にご興味のある方は本書を。いずれにしてもその軽さは長い歴史の中では必然か当たり前。今の世の重さの尊重は特別と思ったほうが良い。油断すると命の軽さは戦前のように戻ってしまう変動相場制。注意、注意また注意。「最期」を「最後」と早とちり。著者の引退宣言かと思った(笑)2024/09/27

みこ

34
日本人の死生観の歴史。頭部を見られることは裸体を見られるより恥ずかしいことだったようだ。武士の死の象徴の切腹は意外と江戸時代まで定番と言うわけではなかった。確かに戦の時代に自害するならもっと確実な方法で死ぬだろうし、それこそ首を晒されない方法を選ぶだろうな。2023/02/12

金吾

26
死にまつわる日本史であり良かったです。切腹がいつから名誉になったかは面白い話でした。また死は不浄というのは自分を振り返ってもその意識はありますのでなるほどと思いますし朝廷内で血を流すのは御法度というのもなる理解しやすい話です。大化の改新は余程のことだなと感じました。2024/02/14

pengin

14
生首の話が面白かった。単に敵の首領の証拠とするだけでなく、相手に辱めを与えるというのがなんともよかった。また崇徳天皇の話。日本三大怨霊の中でも一番つよい意味がよくわかる。2024/01/21

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