出版社内容情報
コロナ不況、格差拡大、そして物価上昇……長期停滞から脱却するための起死回生の切り札となるのが政府貨幣だ。先進国で最低の成長率の日本を救うための財政システムを緊急提言!
内容説明
コロナ不況、格差拡大、そして物価上昇…長期停滞から脱却するための起死回生の切り札。政府貨幣による巨額の財政出動で有効需要の創出を図れ!有効需要不在で金融緩和をしても投資需要は生まれない!先進国で最低の成長率となった日本。救国の財政システムを緊急提言!!
目次
第1部 政府貨幣のシニョレッジ活用の実例(米国のリンカーン大統領の政府貨幣「グリーンバック紙幣」;明治維新政府の政府貨幣「太政官札」;中国の政府貨幣「人民元」)
第2部 貨幣の歴史(物品貨幣の時代;貨幣の多様化と統一;貨幣制度の近代化)
第3部 貨幣の価値形態論(商品貨幣論;信用貨幣論;貨幣発行の「債務性」;貨幣発行の「資本性」;財務省と日銀が主張する「円の信認」と「財政規律」の正体)
第4部 政府貨幣活用のための環境整備(政府貨幣のシニョレッジ活用を担当する新組織の創設;虚構の累積赤字の否定;財務省の任務(1)公会計のグローバリゼーションの推進
財務省の任務(2)「富の偏在」解消のための税制変革)
第5部 「MMT(現代貨幣理論)」と「政府貨幣発行論」(MMT(現代貨幣理論)の概要
MMTの内容
「MMT」と「政府貨幣のシニョレッジ活用論」)
著者等紹介
青柳武彦[アオヤギタケヒコ]
元・国際大学教授、学術博士。昭和9年群馬県桐生市生まれ。東京大学経済学部卒業、伊藤忠商事(株)に入社。日本テレマティーク(株)社長、会長。国際大学グローコム副所長・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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