内容説明
「今、ここ」を楽しむことで人生が変わる。コロナ禍で苦しむあなたへの処方箋。
目次
第1章 マインドフルネスの本質(脳のメンテナンスを行うデフォルト・モード・ネットワーク;ブーム到来!?マインドフルネス ほか)
第2章 マインドフルネスがもたらしてくれるもの(マインドフルネスの三大ベネフィット;海に向かってヴァイオリンを弾くフィオナ ほか)
第3章 マインドフルネスで脳とカラダはどう変わるのか?(脳が何もしていないときに働くデフォルト・モード・ネットワーク;瞑想は呼吸に意識を集中させるだけ ほか)
第4章 実践!茂木式マインドフルネス(実は逆輸入だったマインドフルネス;実践マインドフルネス ほか)
第5章 人生が変わるマインドフルネス(僕を変えた「マインドフルネス」との出会い;相手をそのままそっくり受容する ほか)
著者等紹介
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年東京都生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学理学部、法学部卒業後、同大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専門は脳科学、認知科学。「クオリア」をキーワードとして脳と心の関係を研究している。『脳と仮想』(小林秀雄賞)、『今、ここからすべての場所へ』(桑原武夫学芸賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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チャー
14
今ここを意識するマインドフルネスの手法と考え方について解説した本。周囲の雑音や自分の中に自動的に湧き出る様々な感情に振り回されず、落ち着いて俯瞰することの有用性と、実践するための手法が紹介されている。特に感情の整理について、モノや状態を見て湧き上がる感情は勝手に自分がそう考えてしまうものであり、それらを見た時にただ単純にその状態であるという捉え方をするという手法は大変参考になった。感情が沸き上がった際もそれに飲み込まれるのではなく、そう感じている自分を意識することで、冷静な方向へ意識を向けることができる。2023/04/08
Asakura Arata
5
日常生活の雑事を遂行することそのものがマインドフルネスだな。一種の修行である。これから走りに行こう。2022/03/21
はな
2
マインドワンダリングのをどちらかというと好きで無意識にしてたけど、コントロールは難しい。2022/05/01
Moom
0
お庭で草むしりとかしてると無心になって、すごくリフレッシュする気がするのは自然とマインドフルネスになっていたのかな。 すごく集中したあとの爽快感とか、心地よい疲労感とか、日常でもマインドフルネスわ感じることができるんだな。 今、ここを楽しむ。 今、ここをありのまま受け入れる。2023/08/17