自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと

個数:
電子版価格
¥698
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと

  • 清田 隆之【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 扶桑社(2021/12発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 70pt
  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ 46判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594089535
  • NDC分類 367
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「男の考えていることはよくわからない」のか?
「感情の言語化」と「弱さの開示」の先にあるものとは?
劣等感、権力欲、マウンティング、ホモソーシャル、処女信仰、ED、DV etc.
見たくなかった自分と向き合った男たちの、切実な「自分語り」の記録。

どうして、男ってこうなのか、と思い続けた。
そんな私も男なので、思うだけじゃなく、
考えないといけないーー武田砂鉄(ライター)

ホモソ大国、ニッポン。
“何かを勝ち得たり他者に与える存在である”ことでしか、
自分自身を愛せないし、他者からも受け入れてもらえない。
そんな恐怖に縛られた男性たちが、
自分の弱さを許せるようになるための指南書
ーー辻愛沙子(クリエイティブディレクター)

男性たちの率直な語りには、怒りや悲しみ、加害者性や被害者性、競争意識や逃避癖、女性蔑視や男性嫌悪、プレッシャーや特権性、優しさや残酷さ、純粋さやしたたかさ、成熟や未熟、計算や衝動、上から目線や劣等感、反省や自己弁護、視野の狭さや懐の深さ、暴力性や愛情など……実に様々な要素が混在しており、表面がつるつるにコーティングされた「一般男性」という存在の内実が、実は複雑で混沌としたモザイク模様になっていたことがおぼろげながら見えたんじゃないかと思う。(本書より)

内容説明

見たくなかった自分と向き合った男たちの記録。怒りや悲しみ、加害者性や被害者性、競争意識や逃避癖、女性蔑視や男性嫌悪、プレッシャーや特権性、優しさや残酷さ、純粋さやしたたかさ、成熟や未熟、計算や衝動、上から目線や劣等感、反省や自己弁護、視野の狭さや懐の深さ、暴力性や愛情など…実に様々な要素が混在している。

目次

順調なサラリーマン生活と「無能」がバレる恐怖と自傷的な自慰行為
コミュニケーションが苦手で低身長。劣等感と権力欲から逃れられずに一発逆転の作家デビューを目指す
「スペックのかけ算では負けない」東大生の僕が経験した挫折と恋愛と処女信仰
売れっ子芸人を目指してM‐1に出場。おもしろい男になりたい!顔もキャラも「普通」だけど
EDに悩みながらマッチングアプリで会った複数の女の子と同時並行でセックスしています
「告白したい」「認められたい」「ついオナニーをしてしまう」年上女性上司への倒錯した感情
不妊治療で悩んでいる妻の気持ちをちゃんと受け止めたい。でも、このままでは自分が潰れてしまう
妻に暴力を振るってしまって一番大切にしなければいけない人を自分自身の手で苦しめてしまった
離婚して父子家庭だけど子どもとの時間を大切にして「人並みの家庭」を目指しています
賢い男だと思われたくて借り物の言葉でマウンティングをしていた僕が「自分の言葉」を獲得するまで

著者等紹介

清田隆之[キヨタタカユキ]
1980年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。文筆業、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表。女子美術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルピナスさん

71
本書でいう「一般男性」は、メディア等に出る以外の男性のこと。私は、「男女の体力の差・物理的にできる事の差等から夫婦で役割分担し多様性を尊重しているが、今は女性に比べ男性の生きづらさは余り焦点を当てられていない気がする、自分は色々なプレッシャーの下で生きている」と言う夫の発言から、世の中の男性の声を知りたくて本書を手に取ったので、数人の語りには面喰らってしまった。不快感も否めない。だけど、多くの人はここまで内面を掘り下げ言語化する機会はないだろうという意味で、各男性の葛藤やプライドが興味深く唸る一冊だった。2022/09/12

のんぴ

38
#NetGalley.jp まーリアルですね。このご時世にどうしてマチズモに囚われてしまうのか。既得権益を手放したくない昭和のオッサンの名残りなのか。きょうびの女はためらいなくサッサと出ていき、愕然とすることになる。 なぜ自分の思い通りにすべてが運ぶと傲慢に考えられるのか。チヤホヤされて育った人、毒親に脅されて育った人、どこかで学ぶ機会はなかったのか。 すべてをなくして自分の愚かさを知り、修正し、やり直してほしい。2022/02/26

踊る猫

30
「男たちってバカだなあ」と男である私に思わせたという意味で優れた本だ。それこそ宮台真司が社会学を駆使して「まったり革命」を唱えたりしていた時代から「男たち」の生きづらさ(と、表裏一体を成す愛すべきおバカさ)は変わっていない。が、その処方箋として闇雲に「男らしさから降りる」ことを薦めるのも無責任ではないかと思っていた時に読んだのでなかなか刺激的だった。「彼ら」がラクになるきっかけとして、自分の行いや自分自身への「DV」や「発達障害」といったラベルがストンと腑に落ちたことが語られている。重要な視点かもしれない2022/03/23

akihiko810/アカウント移行中

27
「一般男性」10人がそれぞれの生きづらさを語る。印象度B-  期待して手に取ったのだが、大して面白くなかった。というか、そんなに興味ない話だった。 「売れないお笑い芸人」「EDなのにマッチングアプリを使う人」あたりはそれなりに興味持てたけど。 「男のプライド」から降りられない悲劇、というのは大なり小なりあると思った。とはいえ「そこから降りられないからお前は駄目なんだ」とか言うつもりはないし、私にもあるので言えないけど。2022/04/20

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

27
うーん、やっぱりこの人の論調は女性に媚びへつらっているようにしか見えない。「男であることの優位性と暴力性を僕はちゃんと理解し、適切にコントロールしていますよ。だから僕には怒らないでね、女性の皆さん」的な。2021/12/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19138399
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品