熱電併給システムではじめる木質バイオマスエネルギー発電

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784526075971
  • NDC分類 543
  • Cコード C3050

出版社内容情報

熱電併給方式にスポットを当て、蒸気タービン発電、オーガニックランキンサイクル発電、ガスエンジン発電を主に取り上げる。

内容説明

注目の木質バイオマスによる熱電併給(コージェネレーション)方式。熱電併給システムで代表的な、蒸気タービン・ORC(オーガニックランキンサイクル)・ガス化発電技術について徹底解説。チップやペレットなどの木質燃料の特性・品質規格も紹介。

目次

第1章 木質バイオマスによる分散型熱電併給システム―高まる期待とその背景(再生可能なエネルギー源としての木質バイオマス;木質バイオマスのエネルギー変換 ほか)
第2章 蒸気タービンによる木質バイオマス発電(蒸気タービン発電のジレンマ;蒸気タービン発電の原理 ほか)
第3章 ORC(オーガニックランキンサイクル)システムによる小規模発電(ORCシステムの技術概要;欧州におけるORCシステムの普及実態 ほか)
第4章 小規模木質バイオマスガス化発電(ガス化技術:200年に及ぶ開発の歴史を振り返る;ガス化に用いられる木質燃料 ほか)
第5章 木質チップとペレットの燃料特性および品質規格(木質バイオマスの燃料特性;燃料用木質チップの生産と品質規格 ほか)

著者等紹介

熊崎実[クマザキミノル]
1935年岐阜県生れ。農林省林業試験場(現・森林総合研究所)林業経営部長、筑波大学農林学系教授、岐阜県立森林文化アカデミー学長を歴任。現在は、筑波大学名誉教授、日本木質ペレット協会会長、日本木質バイオマスエネルギー協会会長。専門は国際森林資源論、農学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yoshida

123
バイオマス発電は太陽光や風力に比べて浸透していない。要因は採算にあると思う。結局、何かを燃やして発電するシステムなので火力発電もある意味、バイオマス発電。バイオマス発電でよくある燃料はペレットだったり椰子ガラだったりする。国内材だと高かったりするので、やはり輸入に頼る。そこでは、燃料の安定供給や、輸入の為替リスク、発電所の運営等、かなりのノウハウのある投資会社や商社がスポンサーにならないと運営出来ないだろうね。太陽光は日照で発電するけど、バイオマスは燃やさなければならない。この差は大きい。浸透しない訳だ。2017/10/05

たわし

0
なるほどわからん2022/10/25

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