出版社内容情報
「あらゆる刺激に敏感すぎる」「共感しやすい」
「人の影響を受けやすい」「心も体も疲れやすい」……etc.
そんなあなたはHSPという“敏感な気質の持ち主”かも。
5人に1人が持つ極めて繊細な感受性のHSPとは?
相手のことを気にして自分を出せない、他人の感情や気分に左右されやすい、暴力的なものは極力見ないようにする、光や音・においにとても敏感である、集団の中にいるととても疲れる、神経が高ぶって眠れないことがある、たくさんのことを一度にするのが苦手、変化に弱く新しいことに不安になる――。
そんな、あらゆることに過敏に反応してしまう気質を「HSP」(Highly Sensitive Person)といいます。HSPは、生まれ持った気質であり、病気でも障害でもありません。また、5人に1人がHSPだといわれています。
そうした方々が、心をスーッとラクにし、生きづらさを解消するためには、どうしたらよいのでしょうか。
本書は、HSPの数少ない臨床医である十勝むつみのクリニック院長で精神科医の長沼睦雄先生が監修し、その具体的な方法をわかりやすく紹介するものです。
※本書は2017年12月に小社よりムックで刊行されたものを、再編集したものです。
目次
1 もしかして、私はHSPかも?(HSPって何?;HSPに共通しやすい特徴;3割はHSS ほか)
2 敏感すぎる自分の心を強くするレッスン(自分を認め、“HSPとして生きる覚悟”を持つ;自分を客観的な視点から見てみる;自分が苦手な相手の姿をよく観察する ほか)
3 敏感すぎる人が抱えやすい「困ったこと」への処方箋(「どうせ私なんて…」と、いつも自分を否定して責めてしまう;大人数の飲み会や集まりになじめず、「自分だけ浮いている」と感じてしまう;決断することが苦手で、いつも他人に意志をゆだねてしまう ほか)
著者等紹介
長沼睦雄[ナガヌマムツオ]
十勝むつみのクリニック院長・精神科医。1956年山梨県生まれ。北海道大学医学部卒業、脳外科研修を経て神経内科を専攻し、大学院にて神経生化学の基礎研究を修了後、障害児医療分野に転向。道立札幌療育センターにて小児精神科医として14年間勤務。2000年よりHSPに注目し研究を開始。道立緑ヶ丘病院精神科に8年間勤務し、2016年帯広市にて十勝むつみのクリニックを開業。HSP/HSC、神経発達症、発達性トラウマ、慢性疲労症候群などの診断治療に専念し、脳と心と体と魂と食の統合医療を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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