内容説明
北京五輪から上海万博まで、激動の現代中国社会をイッキに覗き見!中国実話120選。
目次
1 貪(軍事機器も転用する決死のカンニング;村ぐるみで墓荒しの盗掘ブーム ほか)
2 暴(死者も多数出ている!恐怖の殺人爆竹;暴力公務員「城管」は露天商・ホームレスの天敵 ほか)
3 患(オリンピック出産ブームで産婦人科は野戦病院化;農薬規制強化で虫入り相次ぐ害虫食品地獄 ほか)
4 色(絶対摘発されない知られざる売春都市が存在した;中国人の性の乱れは日本AVが悪影響したからだ ほか)
5 災(突貫ダイヤで事故続発!驚愕の鉄道事情;愛国心の「踏み絵」となった四川大地震半強制募金ブーム ほか)
6 乱(勧誘をめぐってバラバラ殺人も!蔓延するネズミ講;五輪開会式盗撮で韓国への怒り爆発!中国人の「嫌韓流」 ほか)
著者等紹介
奥窪優木[オククボユウキ]
1980年、愛媛県生まれ。上智大学経済学部卒。在学中からフリーライター活動を開始。大卒後、実話誌記者となるも、2004年に渡米。ニューヨークで出版社・新聞社勤務の後、帰国して、再びフリーライターに。2007年に居を中国・広州に移す。約1年間の滞在中、医療や知的財産権関連の社会問題を中心に取材を行う。2008年に帰国し、『週刊SPA!』誌上で「中華人民毒報」の連載がスタート。現在、週刊誌や月刊誌などを中心に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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がんぞ
2
宮崎正弘氏も言うように「混乱を期待し、実現すると喜ぶ」「肉食民族ゆえ日本人が見てグロテスクなものが食欲をそそる」「国家は信用しないがカネは『命より大事』」「見栄っ張りでギャンブルを好む」国民性があるとしか思えない。一人っ子政策による《小皇帝》化=両親・祖父母がチヤホヤする、の影響もあるか?日本人は田植えというイベントに象徴されるようにキャンペーンに従順だが、そうでない支那人は人民共和国と戦争すると“勝ち目の濃い方”に雪崩込むのが予想される。平和主義の究極の目標は核兵器廃絶だろうが全世界の全面降伏までは無理2014/10/11
mannma
2
なんというか・・・中国の人たちは、一生懸命生きているんだな~生き抜くことに必死!「得」をすること、「濡れ手で粟」が一番!なのね・・国民性の違いはどこにでもあるし、日本だって他の国からみれば?なところは沢山ある。こういう国民性・背景があることを知ってニュースを見れば納得できるかも。格差社会の弊害が透けて見える。私も、もし今の中国に生まれていたら、笑い事じゃなくこうなっていたかも・・・でも、他の国・人に迷惑をかけないでね・・・ 2011/11/09
Naaja
2
まさか!?と思う事ばかりなんですが、これまで他の本で読んだ事柄の裏付けばかりでちょっと怖いかも・・。2011/05/13
岡 幸治
0
「中華バカ」とは中国にハマった著者の事で、中国がバカだという意味ではありません。しかし中身はさすが人口大国ネタの宝庫です。基本的な感想は怖い国で何事も「自己責任」で行動する必要がありそうです。文化の違いは大きいと感じました。2014/01/05