エコクリティシズム・コレクション<br> 動物とは「誰」か?―文学・詩学・社会学との対話

個数:

エコクリティシズム・コレクション
動物とは「誰」か?―文学・詩学・社会学との対話

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784891769079
  • NDC分類 904
  • Cコード C0095

内容説明

現在もっとも先鋭な3人の表現者たちとの白熱の議論を通して浮かびあがる、人間に限りなく身近で遠い他者=“動物たち”の仮象と本質。

目次

1 動物論のための「アニマルズ」小論
2 人間、この猟奇的なもの―社会学者、大澤真幸との対話(こどもとしての動物;恋人としての動物 ほか)
3 擬態の文学―小説家、古川日出男との対話(動物の小説;血統への憧れ ほか)
4 毛皮を脱いで走る犬―詩人、管啓次郎との対話(動物のことは詩人に訊け;その猫は、メタファーではないのか? ほか)
5 私は「誰」を食べているのか―サリンジャーの短篇「フラニー」を誤読する(喋ること、食べること;クレアの妊娠 ほか)

著者等紹介

波戸岡景太[ハトオカケイタ]
1977年、神奈川県に生まれる。慶應義塾大学大学院後期博士課程修了、博士(文学)。ネヴァダ大学リノ校客員研究員を経て、明治大学理工学部総合文化教室准教授。専攻、アメリカ文学、文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コウみん

1
いろんな観点から「動物」を語る。 「動物」とは一体何のか。そいつらはどんなモノなのか。 最後のサリンジャーのチャイルドアダルトを読み、動物の中に私たちが存在している気がした。 とても微妙な内容だったが、面白かった。2021/08/23

ハチアカデミー

0
文学・詩学・社会学というフィールドにおける「動物」をめぐる対話集。大澤真幸とは、コミュニケーションの問題としての「動物/人間」の考察、ナチス政権下で「ムーゼルマン」と呼ばれた人々が「動物」として「見えてしまうこと」の考察がなされ、動物に対して「隣人」としての感覚を持てるかどうかの重要性を指摘される。作家である古川氏との対話では動物を描くことのの可能性が、詩人の管啓次郎との対話では詩における動物表象が、それぞれ考察されていく。「批評の役割は、人間の行動に抑制をかけること」という管氏の言葉が印象に残る。2015/07/02

rinrin

0
【BOOK-143】!!!!!!!2012/06/10

ぽんた

0
社会学や文学の視座から動物というものについて語った複数の対談による本。正直、文学批評的なものの分からなさが残った。 人におけるバーチャルな第三者の想定や「隣人」、食べるという行為の意味に関する考察。事後的に生み出されるものとしてのふるさとなど部分部分では新しく得られる知見もあって面白かった。2019/01/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4944467
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品