内容説明
1950年代アメリカで花開いた、ペイパーバック・オリジナルの娯楽小説界。そのなかにあって『おれの中の殺し屋』『ポップ1280』をはじめとする凄まじい作品を矢継ぎ早に放ち、社会と人間の暗黒を描きつづけた、孤高のノワール作家、ジム・トンプスン。いまなお鮮烈な衝撃をあたえつづけるその世界を、内外の読み手たちが多角的に検証。また、トンプスン自身の作品から、その知られざる側面を掘り起こす。本邦初のトンプスンガイド。
目次
トンプスン世界の展開
アルコールにおぼれる作家人生を語る自伝的作品 酒びたりの自画像
トンプスンの時代
トンプスン世界が爆発する鮮烈な未完成中編 深夜の薄明
トンプスンとは何者か?
トンプスンを読む
パイプライン労働者の体験にもとづく最初期の作品 油田の風景



