出版社内容情報
たっくんとけんかした日、ゴウのへやにふしぎなこぐまがやってきた。こぐまといると、ゴウは自分の気持ちにすなおになれて…。自分にだけ見えるこぐまとの、冒険いっぱいの夏休み。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
23
タイトルと表紙の絵に惹かれて。赤羽さん初読み、挿絵の小池アミイゴさんは絵本を既読。夏休みの最初の日、親友とケンカをした「ゴウ」。その夜、「トントコトトン」という変なリズムで窓をたたいたのは、なんと「こぐま」だった! 兄とケンカしたこぐまとゴウは意気投合。でも、パパママにはこぐまが見えない……? 仲直りしたいのに、自分からは謝りたくないふたり。でも、思い切って、呼び掛ける言葉は相手に届くはず……! 夏休みが近づく今、友達との関係に悩む子にはぜひ、読んでほしい。#NetGalleyJP2020/07/17
遠い日
5
夏休みの初日にたっくんとケンカしてしまったゴウ。腹立たしさがおさまらず、謝る気持ちにもなれない。そんな時、どこからともなくやってきたこぐま。こぐまもお兄ちゃんとケンカしたのだという。ケンカの後味の悪さを引きずって、こぐまと過ごすうちにゴウは、少しずつ自省していく。こぐま、どこから来たのだろうね。どこへ帰って行ったのだろうね。きっとあの星かな?ハーモニカの音が聞こえるような気がする。2022/12/21
伊吹
0
イラストが素敵で手に取ったのですが思ったよりも良本でした。 子供が喧嘩したときどんな気持ちなのかと、仲直りの仕方がわかる本だと思います。2023/03/18
チタカアオイ
0
【図書館】2021/05/22
ふたご星
0
子供の頃、こういう展開のお話は嫌いだった。 このこぐまは、どこから来たのか、なぜいなくなったのかという所が完全にないから。今も、「・・・で?」ってなるけど、昔ほど不満じゃない。でも、おもしろかったとは言い難い。2021/02/14