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扶桑社ミステリー
死者の河を渉る―探偵エルヴィス・コール

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  • サイズ 文庫判/ページ数 429p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594028459
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ロサンゼルスの私立探偵エルヴィス・コールは、人気女優ジョディ・テイラーに依頼を受けた。ジョディは「生みの親をさがしてほしい」という。コールは、はるばるルイジアナの田舎町まで出かけてきたが、数週間前にもやはり探偵がこの地で変死していた。調査を進めるコールの行く手に立ちふさがる男たちの正体は?そしてジュディ出生の秘密と関係があるらしい殺人事件の真実とは?冴える語り口とスピーディーな展開、アクション満載で評価急上昇、期待の“探偵エルヴィス・コール”新展開。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

49
コール&パイクシリーズ第5作。大体ストーリーの展開は同じようなパターンだが、それでも楽しく読めます。コールのキャラクターも良いけれど、やはりパイクが渋い!引き続き第6作へ。2019/09/14

しましまこ

25
コールの恋と美味しそうなケイジャン料理!パイクの出番が少ないと思ったら、予想外の言動!ビックリしたよ。しかし唐辛子と魚のだしがほんの少し入ったケイジャンブラディ・メリー、ホントに美味いのか?2017/05/27

fishdeleuze

24
有名女優の出生の謎を探るため、エルヴィス・コールは南部へ赴く。読んでいると、ニューオーリンズ音楽のビハインドなビートや食べ物の匂い、皮膚にまとわりつくような暑い空気を感じる。料理や食事の細かい描写も楽しい。テンポの早い展開だが、ストーリーを引っ張る筆力はあいかわらず。軽妙な会話にクールでタフなコール。そしてあいかわらずかっこいいパイク。とても楽しい読書。2016/09/11

mayumi

23
コール&パイクシリーズ。今回は実の親を探して欲しいという女優の依頼…だったのだけれど、気づくと人身売買へと話は展開。コールは相変わらず探偵としてはイレギュラーな仕事をしている。相手が悪人でも家に忍び込んで資料を盗んできちゃうのはどうかと思うのよ。加えて今作では好みの女性に出会って少々デレ気味。そんなコールに比べてパイクは相変わらず。でも登場はかなり遅かった…。もっとパイク出してー!2019/07/13

tom

20
読友さんに教えてもらって読み始めた私立探偵コールのシリーズ本。これがなかなかのお値打ち本だったというのが嬉しいところ。妙な猟奇殺人事件が跋扈するミステリー本の中で、いまどき珍しい正統派ハードボイルドという風情。相棒のパイクのキャラもよろしいし、脇役の女性たちもなかなかのもの。出て来る食い物も美味そう。これで、美味いウイスキーでも登場したら言うことなしだけど、飲み物はビールしかないのが少々残念。2018/08/13

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