出版社内容情報
双葉文庫40周年を記念した大沢在昌はじまりのシリーズ「佐久間公シリーズ」4か月連続刊行第4弾。佐久間公の親友であり「六本木の帝王」の異名をとる沢辺が失踪した。彼の妹から依頼をうけた公は夜の街に飛び出していく――。佐久間公シリーズ『標的走路』に続く長編小説。
内容説明
若き失踪人調査人・佐久間公の親友で「六本木の帝王」沢辺が失踪してしまう。探偵のプライドにかけて友を捜しまわる公だったが、闇夜で男二人に襲われるなど、自身の身にも危険が。それでも夜の街を駆け回るが、沢辺の行方を追ううちに、不幸な事故で亡くなった父親の「死の真相」もチラつきはじめる。自らのルーツ、そして無二の親友のため、探偵は命をかけた戦いに挑む。双葉文庫40周年記念「佐久間公シリーズ連続刊行」ついに完結。
著者等紹介
大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年名古屋市生まれ。79年「感傷の街角」で第1回小説推理新人賞を受賞し、デビュー。86年「深夜曲馬団」で第4回日本冒険小説最優秀短編賞、91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞、第44回日本推理作家協会賞、94年『無間人形 新宿鮫4』で第110回直木賞、2001年『心では重すぎる』、02年『闇先案内人』と連続で日本冒険小説大賞、04年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞、06年『狼花 新宿鮫9』で日本冒険小説大賞、10年に第14回日本ミステリー文学大賞、12年『絆回廊 新宿鮫10』で日本冒険小説大賞、14年『海と月の迷路』で第48回吉川英治文学賞を受賞する。2022年、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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