内容説明
本書では、エゴグラムの体験をとおし、まず自分を発見していただき、自分の“生きグセ”を見つけてもらいます。そのつど、交流分析理論を解説しながら,“生きグセ”の歪みからストレス病になった人たちを紹介します。また、複数のエゴグラムを合わせてその関係性を見るオーバーラップ・エゴグラムの方法も紹介します。この方法を使うと、心理学的な立場からいわゆる「相性」を把握することができます。最後の章では、交流分析の最終目標である「脚本分析」に焦点を当てました。脚本分析とは人の人生を一つのドラマに見立てて、そのシナリオを分析する方法です。本格的に行えば、認定交流分析士などの専門家でもかなり時間と労力を要する作業です。それをできる限り平易に解説しました。
目次
第1章 エゴグラムで自分自身を確かめよう
第2章 あなたの『生きグセ』を見つけよう
第3章 『生きグセ』と関係がある『病名のないビョーキ』
第4章 エゴグラムで人間関係の相性を知る
第5章 あなたの人生のシナリオは変えられる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saraka
3
自分がわかる心理テスト。人との付き合い方の参考にもなるかも。子育てに悩む前に読めばよかったと後悔。両親のエゴグラムが子供に影響するらしい。それが子供の育て方のヒントになるかもしれない。とりあえず低かったFCを明日から意識しよう。CPが高いガンコ親父だった私は女性です。あと子育てとしては12の禁止令が参考になりました。「子供が育つ魔法の言葉」に似てます。もちろん子育てに関係ない人にも素晴らしい本です。自分と向き合えたり、対人について学べます。2014/04/09
於千代
3
エゴグラムの診断表があるので、自分で確認する事ができる。本の内容としては、それぞれの解説と、どうすれば良いかといったもの。自分は無邪気さがやたら低かった。鬱にならないようにしないと(´-ω-`2014/03/15
史縁
2
簡単な質問により性格診断ができ、自分の性格や人間関係をよくするために見直すべき箇所、目指すべき将来の姿がイメージできる。両親の影響が子どもに与える大きさが指摘されているので、自分や周囲の人との人間関係に悩む人だけではなく、子どもを持つ人が読んでおくと子どもへの接し方が変わるかもしれない。2025/03/30
Yuky Shibata
2
世話焼きおっかさん度数がぶっちぎりで高い自分をどうにかしたいw2013/11/10