扶桑社ミステリー<br> さよならは言わないで〈上〉

扶桑社ミステリー
さよならは言わないで〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 402p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594015657
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

建築家ジェフリーは殺人を報じる新聞記事に驚愕する。人妻コンスエラが毒を盛り、夫ヴィクターは助かるが姪が死亡。このヴィクターの家こそ彼の出世作だった。依頼主の妻として出会ったコンスエラ。愛のない結婚生活に耐える彼女といつしか激しい恋に落ち、駆け落ちまで約束するが、直前に建築家としての野心のため彼女を棄てる。一人の女性の夢を踏みにじった罪の意識は12年後の今も消える時はなかった…彼女に殺人など犯せるはずがない。そう確信した彼は事件を調べ始めるが、あらゆる証拠は彼女の犯行を裏付ける。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

71
ロバート・ゴダード1991年の作品。重厚なストーリーと万華鏡なプロットで有名なゴダードの原点とでもいうべき、やや哀切な物語。ストーリー自体はあまり複雑でなく、むしろ再会した男女の想いに焦点をあてたミステリーとでもいうべきか。この傾向が後の『千尋の闇』『リオノーラの肖像』などの名作につながっていくような 感じはするが。2010/06/06

Susumu Kobayashi

5
建築家ジェフリー・スタッドンはブラジルから帰国した成り上がり者のヴィクター・キャスウェルからクラウズ・フローム屋敷の設計を依頼され、完成した時には自身の出世作であり最高傑作になった。その過程で不幸な人妻コンスエラと恋に落ちるが、駆け落ち寸前に自らの建築家としてのキャリアを考えて身を引く。十二年後、キャスウェル家でヴィクター、兄嫁マージョリー、姪ローズマリーが中毒し、ヴィクターとマージョリーは一命を取り留めたが、姪は死亡し、コンスエラに毒殺容疑が降りかかる。コンスエラの娘が登場してから面白くなる。2015/12/07

こみっく

2
主人公が好きになれず。でも逆に、どこにでもいる利己的で愚かなごく普通の人間ということなのかも。これからどう変わっていくのか。2019/01/29

坊っちゃん

2
(コメントは下巻参照)1999/03/10

月の象

2
下巻の最後を読み終わって、またすぐに上巻から読み始めた、ゴダートの中で一番好きな本かも。2010/08/23

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