出版社内容情報
わたしたちが生活するなかで、かならず出るごみ。それぞれの家庭から分別して出されたごみは、どこへ行くのでしょうか? 小学校4年生の社会科で学習する「ごみ」の単元にあわせて、分別された「燃やさないごみ」のゆくえをたどります。それぞれの家庭からだされた燃やさないごみは、まずごみ集積所に集められ、収集車にのって、中継施設から不燃ごみ処理センターへ。鉄などの金属は資源として再利用され、その他のごみは埋め立て処分場へ向かいます。「燃やさないごみ」のゆくえを過程ごとにとりあげ、わかりやすく解説する写真絵本。
内容説明
わたしたちが生活するなかで、かならず出るごみ。それぞれの家庭から分別して出されたごみは、どこへいくのでしょうか?小学校4年生の社会科で学習する「ごみ」の単元にあわせて、分別されたごみごとに、そのゆくえを順を追って解説する写真絵本の決定版!
著者等紹介
辻芳〓[ツジヨシノリ]
元東京都清掃局職員。清掃工場、建設部、埋立処分場、施設部で勤務した経験を持つ。清掃事業の区移管に伴い東京二十三区清掃一部事務組合に移籍後、2011年3月退職。現在、循環型社会システム研究会を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
54
収集され不燃ごみ処理センターへ運ばれ、破砕機でバラバラに。資源になる鉄は磁選機で選別。しかし、どうしようもならないものは、、、埋め立て地へ。物を買う時、最後にこれがゴミになる時、どうなるんだろうと考えながら買いたい。2024/11/03
ヒラP@ehon.gohon
18
燃やさないゴミとして出している雑多なものが、人の力や何種類もの行程を経て、絞り込まれていくことに驚きました。 手間やコストをかけてでも、再利用を考えないと、ゴミの行き場に困ってしまうのですね。 それでもゴミは堆積していきます。 安易にゴミを捨てることで、後は人任せにしていることに後ろめたさを感じました。 こうして環境はいつか極限を迎えるのでしょうか。2024/11/12
ris3901
7
某先生お勧め。大量のゴミから鉄・アルミ・陶磁器片を取り除き再利用、その他を埋め立て地へ。90%近くが埋め立てられる。 堅牢本で高価だが、意外と知らない処理施設が見られ興味深い。2022/09/18
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- 和書
- 導引養生功