内容説明
新しいことを始めたい、いつかは夢をかなえたい。未空、真実、結芽、響―4人の少女が、透明の糸でつながった。インターネットで結ばれた、きらめく友情物語。
著者等紹介
梨屋アリエ[ナシヤアリエ]
作家。栃木県生まれ。児童文学作家。法政大学非常勤講師。1998年『でりばりぃAge』(講談社)で第39回講談社児童文学新人賞受賞。2004年『ピアニッシシモ』(講談社)で第33回児童文芸新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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茉莉花
29
インターネットで結ばれた、未空、真実、結芽、響の4人の少女のきらめく友情物語を通して、ネットとの付き合い方を考えていく2021/04/09
杏子
12
小学生にもいいかどうか、お試しで読んだ。ネットコミュニケーションを学ぶには、いいかも。高校生の設定になっているのも小中学生が憧れをもって読めるように、とのこと。正解だろう。ストーリーもだいたい爽やか系だが、時に引っ掛かる部分もあった。ネットの世界は便利だが、怖いことや人を傷つけてしまうこともある。落とし穴があるんだということを子どもたちに知ってもらうためにも、あえて見せるべきかもしれない。真実の章のP94の描写だけがちょっと心配。いいのかな?ああいう描写があって、ためらってしまう。2018/09/29
yumiha
5
なんせ予算が少ない今年度なので、購入検討のため読んでみた。生徒の好きそうな表紙、ケータイ小説のような横書き、たぶん人気のありそうな梨屋アリエ(私は初期の作品の方が好きだ)が、4話とも恋バナを絡めて、ネット上のトラブルやどう考えるか対処するかを展開する。ま、教師にも生徒にもどちらにも受けそうな要素を盛り込んではいるが…私としては物足りない。2013/05/27
のん
4
ケータイ小説風に書かれている本でしたが、まあまあ面白かったです。
しき
4
ブックトーク用の候補本として読んでみた。ケータイ小説風の文体には、ちょっととまどったけれど、4人の少女たちが、ネットとうまく付き合いながら、前向きに進んでいこうとする姿が、今の高校生らしくリアルでとてもよかった。ネットの良いところ、悪いところもきちんと書いてあるので、ネットをはじめた小学生から読んで欲しいと思う。出来れば、一人一人の物語を、もっと長編で読みたかったなぁというのが本音かな?ネットの長所、短所も、もうすこし突っ込んで書いて欲しかったけど、短編という形態だから仕方ないか。2013/06/20
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