内容説明
英国情報局の裏の組織、ＣＨＥＲＵＢ（チェラブ）は、１７歳以下の子どもが活躍する極秘のスパイ機関。１０歳のローレンは、厳しい入組織訓練の最終テストを受けていた。一方、兄のジェームズは、国際的な武器密輸商人の情報をさぐるため、アリゾナ重警備刑務所―通称アリゾナマックスに潜入し、商人の息子と接触せよ、とのミッションを受ける。ローレンや仲間のエージェントたちと協力しながら、危険度の高い極秘ミッションに乗りだすジェームズだったが…。
著者等紹介
マカモア，ロバート［マカモア，ロバート］［Ｍｕｃｈａｍｏｒｅ，Ｒｏｂｅｒｔ］
１９７２年、英国のロンドン生まれ。私立探偵として活躍していたが、「読みたい本がない」というおいっ子の不満を聞いてこのチェラブシリーズを書いたところ、ベストセラーに。シリーズ最初の本『スカウト』は、イギリスの子どもたちが選ぶチルドレンズ・ブック賞ほか、多くの賞を獲得した。１３年間、探偵の仕事をつづけたのち、現在はロンドンで作家業に専念している
大澤晶［オオサワアキラ］
大阪外国語大学（現大阪大学）卒業後、新聞記者を経て翻訳家に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スケキヨ
20
シリーズ第三巻。変わらず面白いです。チェラブに登場する男の子たちは恋愛方面に関して軽くて驚きます。今回はローレンが最初から最後まで活躍していてとても楽しかったです。大人たちの中ではジョンとスコットが好きです。ミッションで、武器の密輸をしているのに、表だけ見るととても好感のもてる大人を捕まえるかどうかで一度立ち止まって考えてしまう所がチェラブの世界のいいところだと思います。次巻も楽しみです。2012/12/29
さゆ
18
ミッションが始まる前にジェームス、やらかしてくれました。それでも少しずつ、ジェームスは賢くなっていくようです。今回はローレンが大活躍でしたが、でもジェームスだって地味？ではあったかもしれないけれど、大変な任務だったと思います。シリーズが進むにつれて面白味は増しているように思う。４巻を借りれるまでにしばらく間が空きそうで、残念！！2011/10/16
チョコ★@1年ぶりです
10
カーティスは、ホントに残念な子ですね･･･。ローレン＆ケリー、ダークブルーおめでとう!!読んで、3,4回目くらいの今日、初めて思ったんですが、ケリーがどんなミッションしてるのかも、知りたいです。2011/03/24
アヤネ
6
組織訓練の最終テストに合格した１０歳の妹ローレンと共に、危険度の高い極秘ミッションに乗りだすジェームズ。３巻は、国際的な武器密輸商人の情報を引き出すため、商人の息子がいる刑務所に潜入するミッション。息子と共に脱獄を謀るが。。。初めて、兄妹で協力するミッション。ジェームスは当然素晴らしいが、そそっかしくハメを外すところがある。妹のローレンはそんな兄を補うような有能なチェラブ員に育った。ローレンの活躍などなど、今回も楽しめた。とても面白いので、シリーズを早く読み終わらない様に大事に読まなくては。2015/01/19
ほたぴん
4
面白かった。兄妹初めてのミッションでいいコンビだなぁ。母を思い出したり、妹を愛しく思ったりするジェームズがかわいい。重犯罪を犯した子供たちのこういう施設が本当にあるのかと思うとゾッとするし、これからますますジェームズが引き受けるミッションが困難なものになっていくのかと思うと読むのがツライ気もするけど、彼らは強いね。次巻も楽しみ。2013/12/08
