内容説明
こくばんくまさんはふしぎなともだち。こくばんのなかからあらわれて、ねがいをかなえてくれます。「パパ、つきってすごいね。ぼく、つきにいってみたい!」そのよる、ねむっているあいだにこくばんくまさんがつくりはじめたのは…あたたかい気持ちになるおやすみ前のおはなし。
著者等紹介
アレクサンダー,マーサ[アレクサンダー,マーサ] [Alexander,Martha]
1920年、アメリカ・ジョージア州生まれ。シンシナティ美術大学で学び、生涯で70冊ほどの絵本をつくる
風木一人[カゼキカズヒト]
東京生まれ。絵本の文章作家・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gtn
28
現実が夢にうまい具合に組み入れられることが多い。もっと言えば、体験したことしか夢に出てこない。そして、あるあるだが、たいてい悪夢。本書の坊やも成就していない。2022/01/30
たーちゃん
27
黒板から抜け出して宇宙船を作り出すくまさん。一緒に行くはずの男の子の乗る場所がなくなってくまさんだけで月へ。息子に私が「今度はこの子も一緒に月へ行けたらいいね」と言うと、息子は「うん。くまさんが抱っこで乗ったら行けるんじゃないかな」と言っていました。なるほどね。2021/11/18
mntmt
21
「こくばんくまさん」シリーズらしいけど、翻訳されているのはこれだけみたい。2017/10/07
anne@灯れ松明の火
20
県立のテーマコーナーで。「こくばんくまさん」名前の通り、寝室の黒板に描かれたクマ。月へ行くために、準備をするアンソニーとクマ。準備ができてからが意外な展開。言葉は少なめで、絵が語っていくお話がとても素敵だった♪2018/09/16
kaze
18
★★★++ かわいい!!たまらん。かわいいーーー!(絶叫) 黒板から抜け出してくるクマが何もしゃべらないのがいいんだなぁ。アンソニーが「くま」と呼ぶのもかわいい。我が家にも「くま」と呼ばれてるクマがいるからか。月に行きたいというアンソニーの言葉を聞いていたクマが宇宙船を作ってくれるのだけど、出来上がってからのアンソニーの言葉が、きみ怖いんでしょといちいちニヤニヤしちゃう。かわいい。クマは月に行ったのかな。行ったと想像するとかわいい。行かなかったと想像するともっとかわいい。たまらん。2014/05/14