出版社内容情報
奈良時代の政治家。母の橘三千代の死後、臣籍降下して橘諸兄(もろえ)となる。藤原四兄弟が疫病に倒れると政権の中枢に立ち、聖武天皇の度重なる遷都や東大寺大仏の造営など、天平期の諸政策を主導するが、藤原仲麻呂の台頭で失脚する。五世王にすぎなかった諸兄はいかにして政界の頂点に登りつめたのか。最新の発掘成果にも触れつつその生涯を描き出す。
内容説明
奈良時代の政治家。母の橘三千代の死後、臣籍降下して橘諸兄となる。藤原四兄弟が疫病に倒れると政権の中枢に立ち、聖武天皇の度重なる遷都や東大寺大仏の造営など、天平期の諸政策を主導するが、藤原仲麻呂の台頭で失脚する。五世王にすぎなかった諸兄はいかにして政界の頂点に登りつめたのか。最新の発掘成果にも触れつつその生涯を描き出す。
目次
第1 生い立ち
第2 皇親官人としての葛城王
第3 疫病大流行
第4 彷徨五年
第5 左大臣橘諸兄の政権
第6 橘諸兄と藤原仲麻呂
著者等紹介
中村順昭[ナカムラヨリアキ]
1953年神奈川県生まれ。1982年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。文化庁文化財保護部美術工芸課文部技官、文化財調査官などを経て、日本大学文理学部教授・博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ようはん
19
藤原四兄弟が全滅した737年の天然痘流行は一説によると日本の総人口の3割が死亡した程の大事件で本書の主人公である橘諸兄の役割は疫病で人材が壊滅的になった朝廷を主導し荒れた国土の復興であった事が分かる。有名な墾田永年私財法はその復興策として橘諸兄政権で施行された物であるけど、学生時代は歴史の授業好きながらもなんの事がよく理解できず苦手な用語の一つだった事を思い出した。2021/11/11
しょ~や
2
この時期はなんだかんだで資料が豊富ですよね。だから面白いんだな。2019/10/11
源義
1
皇親として、県犬養三千代の子として、藤原不比等の婿として、橘氏として、まだまだよく見えてこないところがある。そこいらに踏み込むと単なる政治史になってしまう危険もある。所謂聖武の彷徨五年。紫香楽宮に固執したのは聖武本人だけだと思っていたが、光明皇后や安倍皇太子も紫香楽宮に固執していたという推論は面白い。また、持統天皇の行幸だけでなく元正天皇の行幸とも照らし合わす必要も感じた。2025/12/10
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