内容説明
ちいさな村のちいさなチョコレート屋におじいさんとねこがすんでいました。あるひ、おじいさんはしっぽにピンクのおさとうをまぶしたチョコレートねずみをつくってみました。ねこがちょっぴりかじってみるとなんておいしいのでしょう。こんなにおいしいんだもの、だれかに、たべてもらわなくちゃ。そうだ!ねこは、店をとびだしました。濃厚なチョコレートと、チャーミングなねこを繊細なタッチで描いたアン・モーティマーの絵本。
著者等紹介
ステイントン,スー[ステイントン,スー][Stainton,Sue]
作家であり、出版社のアートディレクター。夫と三人の息子とともに、イギリス在住
モーティマー,アン[モーティマー,アン][Mortimer,Anne]
ねこを主人公にした多くの絵本を描いている画家。イギリス在住
中川千尋[ナカガワチヒロ]
創作絵本や童話では、『天使のかいかた』(理論社)で日本絵本賞読者賞を受賞、『かりんちゃんと十五人のおひなさま』(偕成社)で第47回野間児童文芸賞受賞、などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫 綺
103
久しぶりの掘り出し物ー!!美味しそうなスイーツに、表情豊かなねこ、どれもきめ細かく丁寧に描き込まれ、色彩もレイアウトもお話も絶品!!オススメ~♪2013/03/23
馨
102
絵本です。表紙の絵がツボすぎて読了。チョコレート色のにゃんこが色んな店にネズミチョコを隠しおいて、そこからアイディアが生まれチョコレート屋とコラボして繁盛していく。にゃんこもチョコレート屋のじいさんも幸せになって良かった良かった。にゃんこがチョコ食べるのって大丈夫なのか?とは思いました。2017/10/22
k sato
75
チョコレートが生み出すミラクルファンタジー(´∀`)尻尾だけピンクのねずみ型チョコは、錆びれた老職人の心を溶かしました。老職人と暮らす茶白の猫。茶色いというかチョコ色。パッとしない日々を送っていました猫は、ある日ねずみ型をした魔法のチョコを見つけます。これを街の人に配り、老職人のチョコレート屋を再生させるのでした。長年、笑顔を忘れていた老職人。魔法のチョコを食べると意気揚々とし自然と笑顔になりました。商売繁盛!猫は作戦が成功して大満足。どうか魔法が切れないで・・・作戦決行のたびニヤつく猫の表情がかわいい♡2024/01/20
ままこ
75
こちらをジッと見つめる猫と美味しそうなチョコ菓子の表紙に惹かれて手にした絵本。チョコレート店の笑わないおじいさんを笑わせるため猫は「ねずみの魔法のチョコレート」を色んなお店に持っていく。繊細な質感で描かれた猫の表情が自然で可愛い。【にゃんこ祭り】2018/02/21
Natsuki
71
ちいさな村のちいさなチョコレート屋を営むおじいさんと一緒に暮らすねこ。気難しくて笑わないおじいさんのお店に、お客はめったにきません。ある日おじいさんが思いつきで作った「チョコレートねずみ」。それをかじったねこの気持ち、よくわかる~(^w^)美味しいものを食べた時の幸せな気持ち、他の人にも食べてもらいたいと思う気持ち♪そんなhappyの連鎖にこちらまでウキウキヽ(*´▽)ノ♪思わず撫でたくなるようなねこや食べたくなるチョコ菓子の絵がたまりません(o⌒∇⌒o)2015/04/19