出版社内容情報
お花屋さんの娘のエコは、いつも教室に花をかざっていたのだけど、ある日「ゴミになるから持ってこないほうが」と言われてしまい…。
内容説明
環境委員は、学校の美化活動に取り組む委員会。学級会で委員を決めるとき、こまっていた親友のアッピーを助けるために立候補したエコだったけど、もともときれいずきでおそうじだいすき。なのに…。「環境委員、やめたいな」いったいどうして!?
著者等紹介
小松原宏子[コマツバラヒロコ]
東京都生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒業。児童文学作家。大妻中学高等学校英語科講師。多摩大学グローバルスタディーズ学部講師。家庭文庫「ロールパン文庫」主宰
あわい[アワイ]
東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業後イラストレーターに。Web広告、書籍・雑誌の装画や挿絵、似顔絵などの制作を手がける。誠文堂新光社イラストノート誌「第14回ノート展」準大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スイ
17
ああーーーーーーそのもやもやわかるよエコ…! 自分が頑張った時に、報われなさを感じたり、自分の頑張りを消してしまいそうな他人の落ち度に苛立ったり。 環境委員じゃなくたって、様々な状況で起こりうるもやもや。 それを、温かな物語を通して包んでくれる作品だった。 シリーズ全部だけど、今作も子どもたちに読んでほしいなぁ…! これもいいよと勧めてくれた娘、ありがとうー! あとシリーズいつも裏表紙がすごくいい。 読んだ後に、ふふっと笑っちゃう。2025/09/30
ゆき
1
大好きな委員会シリーズ。もう9巻目!ここまできたら誰かが自分と重なるんじゃないかな。▼気が利きすぎて疲れるタイプの子が主人公。うんうん周りに振り回されるタイプ、いるよねー。でも正しいだけに、自分の考えを曲げるのが難しく…。今回はお地蔵様が一役かったね。そして双子ちゃんがそうくるかぁ〜!▼委員会シリーズ、ひとつとして似ているストーリーがなく、いつも1冊完結で、読みやすく、話の展開も無理がなくてテンポよく、大人でも楽しめる大好きなシリーズです。2025/10/17
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- 和書
- ドイツ観念論断想 〈1〉




