内容説明
声に出して読める!親子で読める!日本語を楽しめる!絵本で読む「星の王子さま」の決定版!!フランスの作家、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの『Le Petit Prince』の中から、特に大切だと思われるところを選び、短く書き直したものです。
著者等紹介
サン=テグジュペリ,アントワーヌ・ド[サンテグジュペリ,アントワーヌド][Saint‐Exup´ery,Antoine de]
1900年、フランス、リヨンに生まれる。作家、飛行士。1944年、偵察飛行中に消息を絶つ
奥本大三郎[オクモトダイサブロウ]
1944年、大阪に生まれる。フランス文学者、作家。埼玉大学教授。2006年東京の自宅にファーブル昆虫館「虫の詩人の館」を開館。日本昆虫協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
26
【所蔵】小さい子に初めて「星の王子さま」に触れさせるならまずこれかなぁって思います。短くまとめられているので、場面の展開が唐突だし、はしょり過ぎかな?と、感じるかと思いますが、外せない大切な言葉はちゃんと書いてあります。「星の王子さま」はこういう話なんだよ…と、理解させられるかと…。もう少し大きくなったら、ちゃんと岩波の「星の王子さま」を読ませたいですね♪2014/03/17
まみたす
21
小さい頃に読んだことがなくて、最近長い方を読んだのをきっかけに、買ってみた。特に大切だと思うところを抜粋したらしく、たしかにそうなんだけど、長い方を知ってる身としてはやっぱり物足りないし、抜粋してあっても、難しい。むしろ、絵本の方が難しい。おとなのわたしがあの本から教わったことを、どうやったらこどもたちにこの絵本で伝えれば伝わるんだろう? 絵本を読み聞かせる難しさを知った貴重な絵本。2013/01/11
のの
17
「ほかの人の足音がしたら、おれはさっと、穴の中にかくれるけど、きみの足音がきこえたら、まるで音楽がきこえたみたいに、きみのところへとんでくよ」 キツネが王子さまに示す友情の在り方が狭くて深くてとても好き。 誰にでもいい顔しないとこが好き。2014/12/07
まみたす
16
私の『星の王子さま』コレクションの中の一冊。『星の王子さま』の世界観に子どもをふれさせるための第一歩として、ちょうどいい内容量だと思いました。言葉も柔らかく優しく、すっと心の中に落ちてくる文章です。他の方の翻訳と比べると、より“恋人同士の言葉遣い(王子さまとバラの花)”に重きを置いているように感じました。が、如何せん本というのは読む時々の自分の状態によって感じ方が変わるものだから、きっと次読んだときにはまた違う感想を持つのだろうな、と思います。2014/09/13
ゆるまる子
15
(2022年198冊目)説明不要の名作。子供向けのダイジェスト版。こちらの絵本を子供の頃に読むのがいいかも。その後、原作小説を読んでくれたら嬉しい。色々と省略されていますが、まだ読んだ事がない大人の方にも良さそうです。(2007年/白泉社)2022/11/30
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