内容説明
北海道の港町に生れた三国清三は、15歳で料理の道を志した。帝国ホテルで鍋洗いをしていたある日、駐スイス日本大使館の料理長に抜擢される。欧州武者修業が始まった。海岸に寝泊りしながら、三ツ星レストランで腕を磨く日もあった。偉大なシェフたちとの出会いが、彼を成長させてゆく。フレンチで世界にその名を響かせる男、その夢とチャレンジの全軌跡。
目次
第1章 カンヌで野宿
第2章 勤労少年の春夏終冬
第3章 二十歳の飛翔
第4章 ジラルデの熱
第5章 レシピを超える感動
第6章 初めてのシェフ
第7章 オテル・ドゥ・ミクニ
第8章 再び、世界へ
第9章 おしゃれな舌
第10章 ミクニという名の奇跡
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たけのうみ
1
22024/03/11
towerofthesun
0
増毛の漁師の家に生まれた氏がハングリー精神むき出しで札幌グランドホテル、帝国ホテル、在スイス日本大使館の料理長、そして名だたるフランスの三ツ星レストラン…と出世魚のごとく駆け上がっていく姿は感銘を受ける。セルジオ・メンデスと、「マシュケナダ」と「増毛」をネタに意気投合した話が笑えた。2017/05/10
kitakama633
0
アッキーのお父さんが書いた本。塩の振り方ひとつで抜擢されたなんて!俺の手さばきもみて欲しい!2010/11/22
ラフtea
0
飲食業の友人からかりたままです
梨と港
0
好きなひとに貸してもらって読んだ本です。2003/12/21
-
- 和書
- 秋櫻