内容説明
北海道の港町に生れた三国清三は、15歳で料理の道を志した。帝国ホテルで鍋洗いをしていたある日、駐スイス日本大使館の料理長に抜擢される。欧州武者修業が始まった。海岸に寝泊りしながら、三ツ星レストランで腕を磨く日もあった。偉大なシェフたちとの出会いが、彼を成長させてゆく。フレンチで世界にその名を響かせる男、その夢とチャレンジの全軌跡。
目次
第1章 カンヌで野宿
第2章 勤労少年の春夏終冬
第3章 二十歳の飛翔
第4章 ジラルデの熱
第5章 レシピを超える感動
第6章 初めてのシェフ
第7章 オテル・ドゥ・ミクニ
第8章 再び、世界へ
第9章 おしゃれな舌
第10章 ミクニという名の奇跡



