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出版社内容情報
鹿乃子の能力の手がかりを探しに左右馬と行った奇術師の一座で、鹿乃子は忘れられないあの人と再会する…。レトロモダン路地裏探偵活劇、これにて終幕!
2018年8月刊。
都戸利津[ミヤコリツ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
竹城 俊之介
66
バディものは大好物なんですが、祝先生×鹿乃子ちゃんはホンマに素敵なコンビです。都戸先生の絵は綺麗で、着物とか、洋装とか、料理とか、この時代の建物・景色とか、全部良いのですが、2人が寄り添う絵が一番美しいです。第46話の最後のシーン、第47話の扉絵(表紙そでにカラー有)、最終話のラスト1枚絵、全部が素敵! 嘘を見抜く能力と向き合う鹿乃子ちゃんの成長とそれを見守る祝先生の優しさ。2人の信頼関係がええんです。 サブキャラの魅力、人の優しさ、ミステリー&謎解き、ストーリー展開、本当に素敵なシリーズでした。激推!2021/12/19
ぐっち
53
最終巻。鹿乃子ちゃんが鹿乃子ちゃんのままで、先生が先生のままで、やわらかく大団円。良かった~。2018/09/08
イーダ
45
大きい山の後の日常っぽい話と過去話。良い雰囲気のまま「もうちょっと読みたい」余韻をもって終わってしまった。これくらいの終わり方の方が良いのかもしれないけど、もうちょっとこのふたりを見ていたかったです。2018/08/28
陸抗
22
最終巻。鹿乃子と左右馬のその後は、互いが足りないものを補うような関係になったのが嬉しかった。士郎さんも、やり直すきっかけを掴めたので、これからどんな人生を歩むんだろう。2018/08/31
サランラップ
20
嘘について最後まで考えさせられました。慎ましやかにウソがない本当の愛を伝え合い、確かめ合う2人。甘々しくないところも二人らしい。それゆえもっとこの先も読みたかった。史郎さんにも本当の自分や新しい道が、見つかって良かった。左右馬の過去も、目端が利きすぎる故の周りの評価は胸が痛いが、馨の存在が救い。お互いがきっかけで今の職になったという結果になんともいえない友情を感じる。すばらしい作品に出合えました。表紙可愛い!2018/09/16