出版社内容情報
ケガをしたとき、他者に共感するとき、認知するとき…。健康や情緒を司るカラダの内部の情報伝達の仕組みを、医師がわかりやすく解説。
内容説明
ケガや病原菌からカラダを守り、他者の表情から瞬時に感情を読みとるヒトの細胞。傷ついた患部に白血球はどう集まり、血小板は固まるのか。他者への共感をもたらすミラーニューロンはどんなものか。細胞たちのコミュニケーションには、人間社会にまさるとも劣らない大胆で精緻な仕組みが隠されている。本書は体内で行われる37兆個に及ぶ細胞たちの情報伝達をわかりやすく解説。人間のカラダに潜む知恵と不思議に迫る一冊。
目次
細胞たちのコトバ―カラダの反応を支えるシグナル
1 身体的コトバ(白血球をあやつるコトバ―惹かれて引かれる;重要なコトバのアラカルト―サイトカインと活性酸素とエネルギーと;細胞たちの指さし確認―安全確認システム;コトバの組み合わせ―自分と他人を区別する/色と形を知る)
2 心的コトバ(あなたの痛みがわかる―共感と模倣と創造と;暗示というコトバ―プラセボの効果;直覚のすすめ―ビビッ!とくる)
著者等紹介
三村芳和[ミムラヨシカズ]
1950年、東京に生まれる。信州大学医学部卒業。東京大学医学部第三外科助手、メイヨー・クリニック(アメリカ)内分泌生理学教室、東京大学医学部准教授、松本大学大学院健康科学研究科教授、城西医療財団城西病院長を経る。医学博士。専攻、内分泌外科学、外科侵襲学、外科栄養学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かごむし
oooともろー
matsu
茶幸才斎
ユウユウ