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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
29
まず、カバー折り返しでの照れくさそうで幸せそうな二人に和みます。「真澄=紫の薔薇の人」ということが判明し、今までの行動を振り返っては動揺するマヤ。一方、速水家へと養子に入った真澄の過酷な少年時代が明らかに。機転が効いたばかりに人の裏表や妬み嫉み、信頼していた人にも損得で裏切られることを知るしかなかったなんて・・・・。「紅天女」を自分で上演させたかったのは母を苦しめた義父への復讐だったのか。そしてどちらが真の紅天女の後継者か決めるダブルキャストでの試演、開始。2013/06/09
しゅわ
25
レビュー寄付で一念発起!未完の大河漫画を再読中です。真澄様の生い立ちで始まったこの巻…かなり悲惨です。いくらなんでも速水パパ酷すぎるよ。(涙) 紅天女のふるさとにゆく日が近づき、めちゃくちゃがんばる亜弓さんですが、マヤの方は紫のバラの人の正体のことでモヤモヤしっぱなし。マヤちゃん、大丈夫!? 『紅天女』舞台復活に向けいろいろ動き出します。でも一番ビックリなのは、たった二人の演出家候補に小野寺先生が選ばれたこコト。単なる小心者の悪役だと思ってたんだけど、このオッサンの世間的評価は案外高いんですね。2014/06/06
えり
20
親子揃っての策士、速水英介・真澄。まさにこのお義父様あってのこの息子。2人の間にあるのは愛情の全く感じられない厳しさのみ。そして彼らを狂わせる『紅天女』。今回真澄さまがこれに執拗にこだわる理由が初めてわかった。まさかあんな過酷な少年時代があったとは。紫の薔薇を密かに送る事でしか感情表現出来ないのも仕方無い気がする。そしてその正体にやっと気づいたマヤは大きく動揺。今までの行動、思い返したらそりゃ〜混乱するよね。今後、どんなカタチで影響が表れるか。『紅天女』のオーディションも遂に始まった!2013/11/04
いおむ
12
既読本です。2025/02/05
ゅう☆
7
速水英介の養子となった時から速水真澄の運命が変わる。冷徹漢、仕事の鬼。こうなるしかなかった彼は本当に色々な辛い人生を送ってきたのね。誰も愛さないと決めたのに、マヤの存在が眩しい。紫の影として一生マヤを守ることを決めた真澄。だけどマヤが紫のバラのひとの正体に気付き葛藤する姿に心臓がキュッとなる。やっぱりまだ真澄がどう言い訳したか思い出せないので次に進みます。2021/02/13