出版社内容情報
縁結びの神様で有名な川越氷川神社。
縁結びというと恋愛成就・結婚と思われがちだが、
家族、友だち、先生、モノ、コト‥‥‥
その人の人生を取り巻くヒトやモノを
みんな大事な縁として結び合わせていく。
鈴森まゆは小学校四年生。
一人暮らしする祖母が心配なので、
家族で川越氷川神社のそばの祖母の家へ引っ越してきた。
転校先の学校でひとりの不思議な少女・つむぎと出会う。
なんでも彼女は「うせものがかり」と呼ばれていて、
失くしたものを必ず探し出してくれるらしい。
ある日、飼っている犬のゴンゾウがいなくなってしまう。
まゆは思いきってつむぎに探しものの依頼をする。
すると、つむぎはまゆを連れて川越氷川神社に向かい、
特別なおまじないをすると‥‥‥無数の白い糸が霧のように現れた。
ふと自分の左手の小指を見ると赤く染まった1本の糸が。
それをたどっていくと、探していたものが見つかる‥‥‥!?
縁の糸が見える少女つむぎとまゆの、
大切なものを探すちょっぴり不思議なストーリー。
内容説明
まゆのとなりの席のつむぎには不思議なうわさがありました。みんなからは「うせものがかり」と呼ばれていて、なくしたものを必ず見つけてくれるらしいのです。遠山さんってどんな子なんだろ。まゆはだんだん気になってきました。
著者等紹介
ほしおさなえ[ホシオサナエ]
1964年東京生まれ。1995年、第38回群像新人文学賞の優秀作に選ばれ、小説家デビュー。初の児童書の『お父さんのバイオリン』(徳間書店)が第24回読書感想画中央コンクール指定図書に。大人向けの作品「活版印刷三日月堂」シリーズ(ポプラ社)が静岡書店大賞を受賞。フェリス女学院大学文学部非常勤講師
pon‐marsh[PONMARSH]
福島出身のイラストレーター。書籍の装画や挿絵を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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