内容説明
音楽の常識は、時代とともに変化する!交響曲やオーケストラの成り立ち、作曲家や楽器のトリビアなど西洋音楽史のトピックをわかりやすく解説。オーケストラ・ファンに贈る知って楽しい「クラシックの常識」案内!
目次
第1楽章 オーケストラといえば交響曲!?(交響曲の成長期;「交響曲」は開幕ベル ほか)
第2楽章 交響曲の成長(モーツァルトが作った交響曲はいくつ?;ハイドンの交響曲は一〇六曲! ほか)
第3楽章 オーケストラ誕生までのはるかな道(西洋音楽史の時代区分;オーケストラは「踊り場」だった!? ほか)
第4楽章 バロック時代の常識!?(いびつな真珠;バロック時代はなぜ一七五〇年までか? ほか)
第5楽章 今古東西のオーケストラ奏者たち(ホルン奏者が多い理由“告別”の思い出;音楽家は召使い ハイドンの場合 ほか)
ケース・スタディー
著者等紹介
長岡英[ナガオカメグミ]
千葉大学教育学部中学校教員養成課程、および東京藝術大学音楽学部楽理科卒、同大学院修士課程修了。ブランダイス大学大学院博士課程進学、2004年哲学博士号(音楽学)取得。2005年「ジョヴァンニ・アニムッチャのミサ曲」研究により第一八回辻荘一・三浦アンナ記念学術奨励金受賞。現在、電気通信大学、武蔵野音楽大学、立教大学、日本大学芸術学部非常勤講師。専門はルネサンス時代のミサ曲。聖光学院中学校・高等学校(横浜)関係者によるアマチュア・オーケストラ聖光学院管弦楽団でヴィオラを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。