teens’ best selections<br> 涙の音、聞こえたんですが

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teens’ best selections
涙の音、聞こえたんですが

  • 嘉成 晴香【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 198p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591177860
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

音楽みたいに泣く人って、いる?
涙の音が聞こえる一匹狼の女の子と、アイドル的存在の生徒会長。
サイアクの出会いからはじまるピュアラブストーリー

中1の美音は「涙の音が聞こえる」という特殊能力を持っている。それゆえに、人と関わるのがめんどうくさく、友達をつくらないでいる。ある日、ひっそりと美しい涙の音が聞こえた。それは、みんながあこがれる生徒会長の健先輩が、人目を避けて泣いている音だった。いつもと違う先輩の一面。弱みをにぎって、願いごとを聞いてもらおう。そんな打算的な気持ちから健先輩に近づいた美音だったが――。
美音と同じ能力を持ちながら性格が真逆の心優しきお兄ちゃん、美音が密かに尊敬しているクラスメイトの星良ちゃん、いつも泣いてばかりの一児のママ・千歌さん、健先輩の幼なじみの七海先輩など、二人をとりまく人々との関わり合いから、美音が少しずつ変わっていく姿を描く青春ラブストーリー。

内容説明

涙の音が聞こえてしまう美音は、人とつきあうのがわずらわしく、いつもひとり。あの日聞こえてきたのは、こっそり裏庭で泣いていた生徒会長の健先輩の涙の音。いつも笑顔で人気者の健先輩の弱みをにぎった美音は…。

著者等紹介

嘉成晴香[カナリハルカ]
1987年和歌山県生まれ。作家、詩人、日本語教師。中学3年生のとき、詩集『会いたくなったらいつでも会える』(文芸社)を刊行。朝日学生新聞社児童文学賞を受賞した『星空点呼 折りたたみ傘を探して』(朝日学生新聞社)を刊行し、第43回児童文芸新人賞を受賞。『人魚の夏』(あかね書房)で第69回産経児童出版文化賞フジテレビ賞、第8回児童ペン賞少年小説賞を受賞。日本児童文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

39
涙の音が聞こえるなんて純粋なんですね。ひとりが怖くて泣いていた自分と重なることも多く、自分もまだ純粋さを失っていないんだと思いました。優しい人が多く、心地良い空気が流れていると感じます。2023/11/03

れっつ

37
周囲の人の涙する音が聴こえる少女、という設定が目新しく、その展開にイメージが溢れドキドキしながら読んだ。考えてみればその能力は、本人にとっては少し辛いような気もするが、それで友達も作らずにいた美音が、生徒会長の涙の音に気づいて、積極的に彼に関わっていく変化からストーリーが動き出していくさまは、好ましく読者を引き込む。等身大の中学生の日常に起こる出来事の中で、高揚したり落ち込んだり、あれこれ思い悩む繊細な心の機微をリアルに描き出し、恋する気持ちの行方もあって、中学生たちにぜひ読んでもらいたいおすすめの1冊!2023/05/11

まる子

29
#NetGalley 「涙の音」が聞こえる体質の美音、兄、母。誰かが泣くのは「弱さ」「悲しみ」だと思っていた。たしかにそれもある。けれど、真実を知ると「喜び」「恋」もある事に気づいた。聞こえるからの生きづらさもある。その涙の意味は他人が決めつけていいものではないし、自分が体験して初めて知る「涙」だ。タイトルと表紙から涙が流れてる恋愛モノだと思ったら違った。NetGalleyで読む前に書籍も手にしてわかったのは、奇数(左)ページに涙がポロポロと落ちていて、パラパラ漫画みたいだった。イカした仕掛け。2023/05/30

白雪ちょこ

15
人が泣いている音が聞こえる、という特殊な能力を持っている主人公。 上の階に住んでいる、育児ノイローゼの主婦を助けたりと、少々ファンタジー要素も豊富だったが、内容はピュアな恋愛と青春。 先輩の、涙を流す音が音楽のようだというところの表現も美しく、友達だと思っていたのに、向こうはそう思っていなかったという描写は、一番グッと苦しくなりしつつも現実的で良かった。 自分が初めて恋していることに気づいたり、実は本当はいい人なんだと気づいたり、子供から大人になる瞬間なども、細かに描かれていてとても良かった。2024/02/25

くま美

6
涙の音が聞こえる不思議な能力を持つ、美音。ある日、学校で人気者の生徒会長の涙の音が聞こえて。。。中学生にピッタリのピュアな恋愛小説。2024/02/04

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